iPhoneやBlackberrieの使い放題データプランは、シリコンバレーでは当たり前かもしれないが、米国内の大多数の携帯電話ユーザーにとって、データプランはまだ不必要なぜいたくだ。とはいえ、ここ10年間に作られた携帯電話のほとんど全部にはSMSが内蔵されている。現在世界で24億人のユーザーを持つ恐ろしく普及しているテキストメッセージ形式だ。
このSMSの普及率を生かすべく、Pizza HutやAmazonなどの会社が、テキストメッセージに基本的なコマンドを入れることによって、注文や問い合わせができるようにし始めている。残念ながら、そのコマンド無骨で、ほとんとのユーザーにとって使いものにならない(例えば、Pizza Hutにお気に入りのピザを注文するには、「O FAV」と入力する)。
SmartTouchは、先週のTechCrunch50デモピットで始動したモバイルソフトウェア会社で、この問題を解決することを考えている。同社は、携帯電話用に基本ウィジェットを一式開発し、SMSサービスをビジュアル化することによって、ユーザーがキーワードやコマンドを覚えなくても直感的にメニュー操作ができるようにした。CEOのJohn McDonoughによると、これは「MS-DOSのコマンドラインの時代からWindows 3.1に変わった」ようなものだという。

サイトの開業時点で提供されているウィジェット群には、Amazon、Chase Bank、Facebook、Googleほか20以上のウィジェットが含まれ、今後も追加される予定だ。現在ウィジェットはWindows Mobile 6が動作する電話機で利用可能で、年内には他のプラットホームにも拡大する計画だ。
SmartTouchの発想はいいが、これを支えるテクノロジーが恐しく基本的で、本質的にはボタンにコマンドを割り付けているだけだ。ダウンロード方式であることも妨げになる。なぜならこれがアピールするような人たちのほとんどが、携帯に新しいソフトウェアをダウンロードするのを喜ばないだろうから。それでも、この会社がメーカーと手を組んで、新しい電話機の組み込みアプリとして提供することができれば、最も基本的な携帯電話にでも機能追加できる方法として人気を呼ぶかもしれない。
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(翻訳:Nob Takahashi)

