
今週ニューヨークで開かれている「Web 2.0 Expo」で、「Yammer」に対抗する新サービス「Present.ly」が生まれた。企業がマイクロブログ専用ツールを素早く作ってTwitterみたいに社員同士が現況を送り合えるサービスである。
TechCrunch50優勝者YammerもPresent.lyと基本機能は同じだが、後追いのPresent.lyには一部企業を乗り換えに誘い出しようなエキストラが加わっている。
同社によると、Present.lyではファイル添付が可能なので、社員は重要な書類もメール抜きで送受信できるし、またグループを分割できるので例えば同じサイトでも管理部は管理部専用の部分を所有したり、部署ごとにセクションを構えることができるという。

あとPresent.lyではユーザーが全員、共通のドメインである必要はない。これはYammerでユーザーから不満が出ている大きな問題だ。
さらにPresent.lyではセキュリティを気にする企業については、その企業の既存ITインフラ上にサービスを導入することもできる。ただしこれはPresent.lyの全バージョンで使えるわけではないので、無料のソリューションだけ求めている会社にとっては、そこがネックかな。残念ながら無料のソリューションで比べてみた場合、大手企業にとってあまり利用価値のないものではない。
Present.lyの基本サービスは計5種で、同社はどんなサイズの団体にもアピールすると話している。本当にそうかなあ…。

Present.lyはユーザー5人までは利用無料。15人までは月額$14、100人までは月額$99の有料になる。ひとつ上のプランまで人数が届かない企業は低価格のプランに1人月額$1の追加料金で人数を上乗せできる。Present.lyが持てる機能すべてが楽しめるのは、一番高い「Enterprise」プランだけである。
全プランで使えるのは携帯対応のインターフェイス、Twitter API、グループ統合化。「Enterprise」レベルではさらに社内配置、エンタープライズ統合化、フルサポートも利用できる。Enterpriseプランの利用料は“応相談(on request)”、メディア共有キャパシティは“従量制(pay-as-you-go)”とだけ表示されているが、興味のある企業はPresent.lyで60日間の無料トライアルも使える。
機能で見るとPresent.lyはYammerより優れている。Yammerオープン当初からユーザーから要望が上がっている要素も一部実現しているしね。でも、エキストラの機能に企業はお金を払わなくてはならない。全部ひっくるめて考えると、Yammerは社員が気軽に取り掛かれる方法を提示できているわけで、新機能や要望の出ている機能の方は、いずれ加えていけるのではないかと。
Yammerは先週のサービス開始以来、利用登録5万人を達成した。新ライバル出現で、今後は両サービスとも互いに凌ぎを削りながら機能改善に励むに違いない。みなさんが使いたいのはどっちだろう?

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(翻訳:satomi)
