今日(米国時間9/24)、個人ユーザー向けウェブ・アラート・サービスのYotifyがローンチした。大まかにいえば、YotifyはGoogleアラートのきわめて高機能版だといえばいちばん近いだろう。ユーザーがあらかじめ指定したキーワードを含むニュースあるいはブログ記事がアップされるたびに通知が送られてくる。しかしYotifyは単にキーワードを見張っているだけではなく、商品価格の変更、イベントのチケットの発売、SNSのユーザー・プロフィールの更新など、それに関連した情報もモニタする。
ユーザーはYotifyのサイトから「Scout」と呼ばれる自分が登録したアラートの内容にアクセスできる。ここには全ての関連情報が見やすくリスト表示されている。またユーザーは指定したアドレスに登録したキーワードに関連してヒットした情報の要約を定期的にメールで送ってもらうサービスを選択することもできる。Yotifyは重複したエントリを除去するフィルタを備えており、検索結果表示に「Scout」別に簡単に優先順位を割り振ることができる。

ローンチ時点で、Yotifyは旅行サイト、eBay、Shopping.comなど1ダースほどのサイトをサポートしている。CEOのRon BouganimはYotifyの「Scout」アラートは相手先の提供するAPIの高度な利用を行っており、単にテキストベースで検索をしているだけではないと強調している。
Yotifyがサポートしているサイトで、興味あるユースケースは、LinkedInに関するものだ。企業の経営者(あるいはヘッドハンター)が特定の分野のエンジニアを必要としている場合、Yotifyを利用してLinkedInのプロフィールをモニタし、ターゲットとなる人材の職の状態に変更があった場合に通知を得ることができる。その他、(Shopping.comのScoutアラートを利用して)商品の価格の変動の情報を得たり、ユーザーの居住する地域でコンサートの開催が予告されるたびにeBayでチケットを探したりする応用も考えられる。
さらに、システムが自動的に発するアラートだけでなく、Yotifyにはさまざまなソーシャルな機能が用意されている。ユーザーはScoutアラートを共有することができる。これは複数のユーザーが同じ対象をモニタしている(たとえば、友達のグループがアパートを共同で借りようと思ってCraigslistにScoutアラートを設定している場合)にたいへん便利だ。またユーザーはFriendFeedやFacebookの友達全体に質問を公開し、それに対する回答をScoutアラートで収集、Yotifyのページに表示させることもできる。
Yotifyの機能にはさほど画期的なものがあるわけではない。アラートの大部分はさらに専門的なサービスですでに提供されているようなものだ。しかし、Yotifyは直感的に分かりやすいウェブ・ダッシュボードを提供しており、また、すべてのアラートをまとめてメールで通知するなど、ライバルに比べて広い層に受け入れられやすいサービスに仕上がっている。
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(翻訳:Namekawa, U)





