RealScoopは、政治家や有名人のウソを見破る
by Don Reisinger on 2008年9月29日

RealScoop

政治家がウソをついているか知りたいと思ったことはないだろうか。RealScoopというスタートアップは、警察や詐欺防止に広く使われていると称する音声分析技術の力を借りて、リアルタイムに突き止めることができると考えている。

「信憑性メーター」と名付けられたRealScoopの分析技術は、人間の声の100種類以上の要素を分析し、1秒間に1000回を超える計算を行うことによって、政治家や有名人が真実を述べているかどうかを判定する。

サイトには、外部から集められた大量のビデオが置かれ、専用プレーヤーで再生されている。プレーヤーについているメーターには、話された言葉を分析した結果が次々と表示される。メーターは、その人物がウソをついていると確信すると赤色に変わり、「きわめて疑わしい」領域に移動する。真実を言っていると信じられる場合、メーターはグリーンのまま「信用できる」領域に留まる。

サイトにあるビデオを見る限り、控え目に言ってもこれは怪しい。この種の技術によって人がウソをついているかどうかを見分けることが可能である、ということを証明する本当らしき証拠があるのかもしれない。しかし、考えてみてほしいのだが、それを証明する方法などないし、ビデオにあるように、誰かが「エー」などの単純なフレーズを口にしただけで「信用できる」から「疑わしい」に変わることなどあるのか、私にはわからない。

きわめて策略的な人たちが、自分たちの支持する候補が真実を語り、対立候補はそうでない、と言わんがためにこれの価値を認めるであろうことは間違いないが、客観的に物を見る人たちは、これをありのままに受け入れるだろう。全くのナンセンスだと。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20081002polling-web-20s-debate-hubs/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 大統領選ディベート報道サイトを採点する

    [...] RealScoop RealScoopは先週取り上げたが、候補者の声を分析して彼/彼女が誠実かどうかを判断する。…というと一見恰好いいが、実際にはだめだ。とくに、政治家に対してはだめだね(元々彼らがあまりにも不誠実な人間だからか)。中立的な発言は必ず“信用できない”のタグが付き、しかも判定が文章の途中で変わることが多い。採点:不合格。おもしろいひまつぶしにはなるが、実用性ゼロ。 [...]