大統領選ディベート報道サイトを採点する
by Jason Kincaid on 2008年10月3日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

大統領選挙に関連したディベートの盛り上がりに便乗して、それをネタにビジター数を稼ごうというサイトが増えてきた(ディベートの関連情報を詳しく知るためには良いことだが)。今夜(米国時間10/2)行われた、待望の副大統領候補たちのディベートを機会に、これらのサイトのいくつかを試してみた。

Twitterの選挙ホームページ:
候補者たちに関するユーザのあらゆるおしゃべりを集めて、それらを随時更新しつつ1つのページから提供していく…これはアイデアとしては良さそうだが、実際にそのページを見ると、おもしろいと思うのは最初の数分だけで、あとは数の多さにうんざりしてくる。議論がテーマ別の(複数の)スレッドになっていない。おや!?と思うような発言も、何度も何度も繰り返されるから興ざめ。採点:不合格。

Hack The Debate:
これはアル・ゴア(Al Gore)のCurrent TVTwitterの共同プロジェクトで、ディベートのストリームを流してその画面の下にユーザの最新の発言を表示する。同じビデオがケーブルテレビやCurrentのサイトでも放映される。発言の一覧リストがあり、ユーザたちの投票で発言に人気ランクが付く。ディベート中の発言は、関係ない(けどおかしい)、立派、などの形容でランク付けされる。テキストがフェードアウトするから、言葉をはっきり読めないこともあるが、それは我慢できる。採点:合格。とくに目新しい点はないが、ユーザの発言が画面の下に出るので、ニュースサイトによくある無意味な”instapolls”(Web上の即席投票機能)よりも楽しい。

C-SPAN Debate Hub:
議会の中継報道専門のケーブルテレビ局が、意外なほど良くできた選挙サイトを作った。このサイトは、ディベートのライブストリームと、頻繁に更新されるチャットの発言やブログの投稿の更新リストがメインの提供コンテンツだ。両候補者の議論の年表(いつどこで何と言ったか)があり、発言の記録やそのときのビデオを見ることもできる。採点:合格。事実関係を調べるための優れた資料でもある。

MySpace MyDebates
MySpaceのMyDebatesは、Commission on Presidential Debates(大統領選ディベート委員会)が”Official Online Companion(この委員会の公式協力サイト)”に指定している。ディベートのライブビデオストリームのほかに、問題別に分類した過去の発言記録、すぐに結果が分かるインスタントご意見投票機能などがある。だいたい良くできている、と言ってもいいだろう。画面上のオーバレイは邪魔にならないし、ご意見投票はあまり意味がなくても視聴者の関心を惹きつけることはできる。採点:合格。個々の問題について候補者の発言が分かる点は貴重だ。

RealScoop
RealScoopは先週取り上げたが、候補者の声を分析して彼/彼女が誠実かどうかを判断する。…というと一見恰好いいが、実際にはだめだ。とくに、政治家に対してはだめだね(元々彼らがあまりにも不誠実な人間だからか)。中立的な発言は必ず“信用できない”のタグが付き、しかも判定が文章の途中で変わることが多い。採点:不合格。おもしろいひまつぶしにはなるが、実用性ゼロ。

[原文へ]
(翻訳:hiwa)

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