株式市場は崩壊だ。投資するならOneSeasonのスポーツ選手市場はどうだろう? OneSeasonはサンフランシスコの新しいスタートアップで、本物の金をプロスポーツ選手に投資するサービスを始めた。アレックス・ロドリゲスは1株、$7.00という安さだ(総額では$17.6M(1760万ドル)の価値があるとされる)。私はコービー・ブライアントを$7.48で1株買ってみた。(彼の価値は$77.6M(7760万ドル))。
OneSeasonのファウンダーはCEOのMike SrokaとCTOのDJ Burdickで、投資家のPhil Drayerが$250,000(25万ドル)をシード資金として出資している。
それぞれの選手の「株価」、あるいは同社によると「合成所有権の価格」は市場の需要によって決まる。つまり「試合でのプレイの成績、私生活の行動、ファンの人気、将来の展望、などすべての要素が総合されたものによる」とSrokaは説明している。株は本物の株式市場のようにそれぞれティッカーシンボルを付与されて取引される。つまり、私がKobe Bryantを買ったと言ったが、実際に私が買ったのは「KOBE」という名称の株式、1株だ。
〔これはファンタジー市場でなく〕取引はすべて本物のキャッシュで行われる。ただしユーザーがクレジットカードを利用して登録を行えば、ユーザーのアカウントには$10が自動的に与えられる。(ユーザーは実際に$10を支払う必要はない)。資金の補給はPayPal、Google Checkoutとクレジットカードを用いて行われる。資金の払い戻しは小切手となる。
株式とはいっても、裏付けとなる現実の資産が存在するわけではないので、この市場が本当に機能するようになるのかはまだ不透明だ。インチキを企む連中にはもってこいの舞台となる可能性すらある。友達を集めて狙った株を買いはやし、高値でら売り抜ける。少なくとも今の段階ではSECに追いかけられる心配はない。
しかしこのマーケットがきちんと運営されるのであれば、スポーツファンが現実世界の通常の賭けの他に、ちょっとした投資を楽しめるサイトに発展するかもしれない。コービー・ブライアントがダンクシュートを決めるたびにユーザーがサイトに殺到して「買い」のボタンを叩き、株価が上がる、といったぐあいになるわけだ。
One Season自体はすべての取引から1%の手数料を得る仕組み。したがって純然たるボリューム勝負のビジネスモデルだ。OneSeasonにとっては預かり金の利息分も利益になる。
Srokaは会社の前途については強気だ。彼は「OneSeasonは数年後には300万ユーザーを獲得し、収入は$50M(5千万ドル)から$100(1億ドル)に達する。またこのサイトの可能性は、現在のファンタジー・スポーツ市場の総額$800(8億ドル)以上のものがある」と主張している。
Srokaの言うようにこの市場が順調に離陸するようなら、当然新しい会社が参入してくるだろう。プロ・スポーツ・リーグ自体も割り前を求めるようになるかもしれない。
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(翻訳:Namekawa, U)




