市場暴落続きでハイテク株も軒並み顎パンチ
by Erick Schonfeld on 2008年10月7日

今朝(米国時間10/6)の市場はまるで血の池の惨状だ。金融危機が悪化を続ける中、政府の$700B(7000億ドル)の金融救済策通過も虚しく、S&P 500は過去4年間で最低の水準となり、市場はハイテク株も道連れにした。グーグル株は4%下がって$368の2006年以来最低の株価となり、アップル株は6%下がって$91、マイクロソフト株は5%近く下がって$25になったほか、アマゾン、ヤフー、eBayもすべて全滅である。

悪影響が欧州の銀行まで伝播するにつれ信用凍結の恐れが高まっている。連邦政府は既に、金融安定化策承認で得た新たなパワーを通して市場にさらなるキャッシュを注入しているが、こうした全体状況を眺めていると果たして、A)米国政府は充分速やかに対応したのか、B)金融安定化策で好転するのかと、首をかしげてしまう。

ハイテク株に関しては、これを書いている段階で既に取引き開始段階の低水準からやや回復した株も一部にある(特にグーグル)。だが仮に経済が行き詰れば、いくらキャッシュが潤沢にあり、他のセクターの企業ほど信用破綻の影響を被らないハイテク株でも、投資家にとって安全な避難先ではなくなってしまうだろう。

市場は常に、システミックリスク(全体のリスク)に対しては過剰に反応する傾向がある。問題がどこまで波及するか誰にも分からないからだ。今僕らが目撃しているのは未知のものを前に社会全体がパニックを引き起こしている状況である。これで思い出すのが、9/11のテロ後の市場パニックだが、あの当時ハイテク株を大量に買い込んだ投資家は結局、大儲けに終わったっけ。

つまりこれは買い場のシグナル? それとも今回は投資家も安全な丘に駆け上って高みの見物を決めた方が身のためなのか? 誰が何を買い、何を売るのだろう? コメントでご意見ください。

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(翻訳:satomi)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20081006is-bill-me-later-part-of-the-problem-or-part-of-the-solution-behind-the-second-biggest-ma-exit-of-the-year/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 瞬時に信用調査を行えるBill Me Laterは、「信用問題」の一部なのか、それとも解決策なのだろうか

    [...] 広がりつつある信用不安によって証券市場が暴落した同日、eBayがBill Me Laterを買収するという今年最大級のM&Aが発表された。買収額は$945M(9億4500万ドル)で$820Mは現金、残りの$125は発行済みオプションにて支払われる。2008年中、テック業界の統合劇で規模的に並ぶのは、現金が少なめで、オプションの比率が高かった$1B(10億ドル)のSunによるMySQL買収と、$850M(8億5000万ドル)でのAOLによるBeboの買収くらいのものだ。今回の買収は、オンラインで何かを購入した消費者が支払いの先送りをする際に利用するサービスを提供する企業に対するもの。信用評価基準を低めることが、今回の経済的混乱を招いたことはご存じの通り。 [...]