
今朝(米国時間10/6)の市場はまるで血の池の惨状だ。金融危機が悪化を続ける中、政府の$700B(7000億ドル)の金融救済策通過も虚しく、S&P 500は過去4年間で最低の水準となり、市場はハイテク株も道連れにした。グーグル株は4%下がって$368の2006年以来最低の株価となり、アップル株は6%下がって$91、マイクロソフト株は5%近く下がって$25になったほか、アマゾン、ヤフー、eBayもすべて全滅である。
悪影響が欧州の銀行まで伝播するにつれ信用凍結の恐れが高まっている。連邦政府は既に、金融安定化策承認で得た新たなパワーを通して市場にさらなるキャッシュを注入しているが、こうした全体状況を眺めていると果たして、A)米国政府は充分速やかに対応したのか、B)金融安定化策で好転するのかと、首をかしげてしまう。
ハイテク株に関しては、これを書いている段階で既に取引き開始段階の低水準からやや回復した株も一部にある(特にグーグル)。だが仮に経済が行き詰れば、いくらキャッシュが潤沢にあり、他のセクターの企業ほど信用破綻の影響を被らないハイテク株でも、投資家にとって安全な避難先ではなくなってしまうだろう。
市場は常に、システミックリスク(全体のリスク)に対しては過剰に反応する傾向がある。問題がどこまで波及するか誰にも分からないからだ。今僕らが目撃しているのは未知のものを前に社会全体がパニックを引き起こしている状況である。これで思い出すのが、9/11のテロ後の市場パニックだが、あの当時ハイテク株を大量に買い込んだ投資家は結局、大儲けに終わったっけ。
つまりこれは買い場のシグナル? それとも今回は投資家も安全な丘に駆け上って高みの見物を決めた方が身のためなのか? 誰が何を買い、何を売るのだろう? コメントでご意見ください。
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(翻訳:satomi)




