クラウドソーシングによる低額広告制作を手がけるPoptent
by Jason Kincaid on 2008年10月9日

広告のクラウドソーシングを行うPoptentがベータ版として公開された。広告制作を考える企業やブランドが制作のリクエストを行い、サイトに参加している小規模の広告スタジオ運営者やビデオカメラマンがリクエストに応じて制作を行う。PoptentにはXLNTads(こちらも本日公開)という姉妹サイトがある。こちらは、動画を集めてはいるが動画制作者用というわけではなく、ブランドマーケティングを考える人向けのサイトとなっている。

PoptentのCEOであるNeil Perry曰く、Poptentは多くの会員からの投稿を集めることを目的とはするが、YouTubeのように素人動画を集めることが目的なのではない。テレビ広告品質の制作を行う小規模プロフェッショナルを意識しているのだとのこと。

広告主がこのサイトで広告制作を依頼する場合、まずPoptentに2万5千ドル程度を支払って、依頼する広告のガイドラインや、広告で利用する企業ロゴなどのアセットを提供する。Poptentのメンバーは依頼に応じて動画を制作してサイトに投稿する。広告主の気に入るものがあれば、その広告を5千ドルないし7500ドル程度で購入する(たいていは一度に複数の広告を購入することになるだろう)。

依頼から買い取りまでで広告主には3万ドルの費用がかかることになり得るが、これでも一般的なテレビ向け広告のコストに比べれば格安となる(Perryによれば、一般的には30万ドルくらいかかる)。広告主はこの浮いた費用で複数の広告を購入し、1本ですべての人に訴えることを狙う高額広告に比べて、より効果的に広告のターゲティングを行うことができる。

気になるのは、サイトの人気が高まれば(広告クリエーターたちが集うことが期待されている)、作成した広告を買ってもらえる確率が減ってしまう点だ。小規模制作チームは前金を受け取るわけでもなく、また何かしらの保証があるわけでもない。つまり広告の制作に大きなリスクが伴うことになる。Perryもこの点を考慮し、Poptentにて優秀な広告制作者に資金を提供したり、他の広告主に仲介するようなことを考えているという。

サイトに参加する少人数チームが作成した広告のサンプルを下に貼っておく。



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(翻訳:Maeda, H)