
好評なOpenIDライブラリと、Pibbという掲示板ふうのコミュニケーションツールを作っているJanRainが、OpenIDのrelying party(RP)になりたいと思っているWebサイトのための新しいSaaSをリリースした。
同社によれば、このサービスはRPXというシンプルな名前で、OpenIDのアカウントを持っているユーザの受け入れが1日でできるようになる。実はこれはJanRainが提供するSaaSソリューションの第二弾で、最初のはOPXという似た名前だった。ただしそれはRPXの逆で、WebサイトがユーザにOpenIDのアカウントを与えることができ、ユーザはそれを受け入れてくれるサイトならどこにでもアクセスできるようになる。JanRain自身も、同社のmyOpenIDサービスを通じてユーザに直接OpenIDのアカウントを提供している。
WebサイトがOpenIDのユーザを受け入れられるようになること(RPになること)は、OpenIDアカウントのプロバイダになることよりもずっと重要だ(少なくとも現時点では)。今でもOpenIDを受け入れる人気サイトはとても少ないし、だから消費者もOpenIDアカウントを積極的に取ろうとしない。このことは、過去数年間OpenIDの運動を困らせてきたユーザ経験の問題よりも深刻だ。
RPXの販売標的は、登録ユーザを増やしたい、よそのサイトのユーザの情報をインポートしたい、oAuthを介してほかのソーシャルサービスへの接続を構築したい、と願っている中規模サイトだ。Blogger、Plaxo、AOLなどの大手は、内製の技術資源を使ってRPになっているので、このSaaSの利用客にはならない。
ただし問題は、OpenIDの今後の普及の歩みは、ロングテールが主流になるのか、それとも大手による大量採用かだ。たぶん、MySpaceやFacebookのような人気サービスが(Data AvailabilityやConnectサービスを通じて)このプロトコルの普及に努めてくれることが必要ではないか。そういう動きと並行してなら、RPXのようなサービスは、ロングテールにおけるOpenIDの利用を促進していくだろう。
RPXには2つのフレーバーがある。小規模サイト用の”plus”と、大型サイト用の”pro”だ。価格は定額からスタートして、1年間でOpenIDを使う人が何人ユーザのサイトを訪れたかで上乗せ額が決まる。

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(翻訳:hiwa)




