KidZuiが3歳から12歳を対象としたソーシャルネットワークサービスを開始した。KidZuiは3月に子供向けブラウザの提供を会費制で提供し始め、数ヶ月後から付加サービスを利用しない場合は無料となるフリーミアム(freemium)サービスに転換していた。
子供たちのコミュニケーションに関わる製品の開発に際しては、安全性の問題が非常に大きなものとなる。というのも子供の相手が本当に子供なのかどうか、自己申告だけではほとんどわからない。そこでFaceBookのように相互のウォールに書き込みを行ったり、自由形式のメッセージを送り合って詳細な個人情報を晒してしまうことがないように、直接的なメッセージをやり取りすることはできないようになっている。
その代わりにKidZuのソーシャルネットワークで提供される主機能は、ネットを見て回った履歴を友達と共有する機能だ。また友達がサインオンないしサインオフした際に通知してくれたり、相互のプロフィールを閲覧したり、ウェブページにタグ付けを行ったり、コンテンツのチャンネルを作成したり、そしてお互いに友達となるようなことができる。また利用者は互いに「ping」を送ったり、現在ネットワークに繋いでいるのかの状態を示すメッセージを送り合うこともできる。但しこれらのやりとりができるのは、事前に作成したリスト内のユーザに限られる。
KidZuiはブラウザにも多くの改良点を取り入れている。タブでホームページを開くことができ、また有料利用者は勉強関連の情報を集約している「homework helper」(宿題のお手伝い)を使うことができる。
同社は、製品の普及や利用状況に関する統計データも一部公開している。それによれば150万のオブジェクト(動画、写真など)がこれまでにホワイトリスト化され、数多くの子供およびその親が利用し始めている。KidZuiのウェブサイトへの訪問者のコンバージョンレートは、6月にフリーミアム形式に変更してから倍になっている。また平均的な利用者は1週間に80本の動画を閲覧しており、平均閲覧数21枚の写真を凌駕している。つまりKidZuiは子供たちを早くからYouTubeに親しませているということもできる。
[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)




