Mint、ついに本番運用開始―新機能を多数追加
by Jason Kincaid on 2008年10月15日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

個人向けファイナンス・サービスのMint昨年、TechCrunch40最優秀賞に輝いたスタートアップだが、このほど投資の推移のモニタ、401k口座の管理、さらに柔軟性を増した収支管理など数多くの新しい機能をリリースする。CEOのAaron Patzerは、「これらの新機能によってMintは本当の意味でワンストップで個人のポートフォリオの全体像を把握することができるファイナンス・サービスになったので、ベータという冠を外すことにする」と述べた。Patzerはまたこの数週間の経済的激動のせいで、Mintのトラフィックが過去最高を記録したと報告している。新規登録者数は100%アップしたという。財政的打撃を軽くするためにできることはなんでもしようというユーザーが殺到しているらしい。

Mintは、当初、投資活動のモニタ機能を一部のユーザーに限って提供を始めていた。今回、この機能が全ユーザーに利用可能になる。ユーザーは株式売買、IRA〔個人退職年金口座〕、401k〔確定拠出型年金〕、529〔大学教育費預金計画〕口座について記録し、それぞれ自分の運用成績と市場の平均運用成績を比較することができるようになる。

またMintは、まったく新しい401(k)の運用センターをオープンした。ユーザーは現在と過去の401k口座を管理できる。Patzerによると、ユーザーの過去の雇用主による401(k)口座は維持管理費を必要とする場合があり、この場合Mintは401k口座を、維持費の要らない個人退職年金口座に転換するよう勧めるという。

また、MintはPatzerによるとユーザーからもっとも要望が多かったという機能をとうとう追加した。ユーザーは新しい取引カテゴリーを自由に定義できるようになった。従来、収支の管理ツール(自動的に取引をカテゴリーに分類する)では、Mintがあらかじめ設定したカテゴリーしか利用できなかった。今後はユーザーは自分でカテゴリーとカスタム・ルールを設定することができる。

さて、これからMintはどこへ向かうのか? Patzerは、Mintは近々携帯からの利用機能を強化すると述べている。数週間以内に新しいSMS機能が、また今年中にはiPhoneアプリがリリースされる計画だ。残念ながら、Mint内での決済機能(支払いや投資取引を行う)の実現にはまだ少々時間がかかるもようだ。ユーザーが現実に資金を動かすには別の場所に行かねばならない。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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