買収から3年。マードックにとってもMySpaceは良い買い物だった
by Erick Schonfeld on 2008年10月16日

3年前の今日、ルパート・マードックはMySpaceおよびその親会社であるIntermixを$580M(5億8千万ドル)で買収した。結局これは良い買い物だった。前回計算してみたところでは、MySpace単独での価値は、個々のユーザの価値をどのように見積もるかにはよるが$3B(30億ドル)から$20B(200億ドル)の間と見積もった。Fox Interactive Media(これはほとんどMySpaceそのもののこと)は前会計年度(6月決算)の収益が$850M(8億5千万ドル)で、次年度は$1B(10億ドル)に達する見込みだと発表した。

実は今期に10億ドル達成予定だったのだが、それはまあ良いとしよう。他のソーシャルネットワークと異なり、MySpaceは実際に利益を生んでいるのだ。世界中での従業員数は1,600人に達しており、2005年10月の150名から十倍以上に増えている。

もちろんネットワーク自体も成長している。comScoreの数値によればMySpaceのユニーク・ビジター数は米国内一ヶ月間で7300万に達している(Facebookは4100万)。3年前のMySpaceのユニーク・ビジター数は2400万だった。これはオンライン人口の40%がMySpaceを訪問していることを意味し、これも3年前には14%に過ぎなかった。2005年におけるサイト訪問者の平均滞在時間は83分だったが、これも263分に伸びている。

MySpaceが2005年との比較で進化を遂げたのは間違いない。この1年を見てもプラットフォームの開発者への公開、MySpace Musicのサービス開始、新しいタイプのソーシャル広告の提供などを行い大きく成長している。

ライバルのFacebookは、国内での比較でMySpaceに追いつくことはあるのだろうか(世界規模で見れば既にMySpaceを凌いでいる)。あるいはMySpaceがより音楽やメディア指向になり、Facebookがソーシャルソフトウェアのプラットフォーム指向となっていって、両者共存体制に繋がったりすることも考えられるのだろうか。むろんMySpaceもソーシャルソフトウェア方面でのイニシャチブを放棄したりはしていない。

今から3年後には、どちらの価値がより高まっているのだろう。ルパート・マードックはまだ笑っていられるのだろうか。

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(翻訳:Maeda, H)