
WordPressを所有するAutomatticが、アイルランドのスタートアップ、Polldaddyを買収した。金額は不明。この買収によりWordPressに世論調査技術が注入される。ブロガーが調査好きであることを考えると理にかなった話だ(ここTechCrunchでも多くの記事でPollDaddyを使用している)。
この高度に分散化されたブロギングスタートアップでは、この手のプラグイン取り込み戦略が進んでいるようで、その結果、現在拡張機能の形で提供されている各種機能が、WordPressのコードベースに吸収されいくことになる。Automatticは最近、TechStars発の小さなスタートアップで高機能コメント付けプラットホームを開発するIntense Debateを買収した。さらに遡れば、WordPressにソーシャルネットワーク機能を付加するBuddy Pressというプロジェクトを3月に、統合アバターシステム、Gravatarを昨年秋に、それぞれ買収している。
Intense Debateと同じく、Polldaddyは自社の技術を提供しているのはWordPressサイトだけではなく、買収後も他のプラットホームのサポートを中止する予定はない。しかし、この2社の取り組みが主としてWordPressを改善する方向に進んでいくことは予想できる。両社ともオープンソースバージョンをWordPress.orgで公開しており、さらに重要なことにはホスティングバージョンをWordPress.com(Automatticが実際に利益をあげることのできるサイト)で公開している。既にPollDaddyは、440万人のブロガーが使うWordPress.comに組み込み済みだ。
この不安定な時代に、(国内外を問わず)多くのスタートアップが抱える経済問題を考えると、PollDaddy、Intense Debateの両社とも、規模も大きく資金も豊かなスタートアップに新居を見つけられて幸せだろう。PollDaddyがアイルランド拠点であるという事実がAutomatticの企業構造に大きな影響を与えることはないだろう。CEOのToni Schneiderが最近のStartup2Startupイベントで話したところによると、Automatticは本社事務所を持っておらず、全従業員が自宅で作業を行い、年に数回だけ会社として集まるそうだ。
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(翻訳:Nob Takahashi)
