子供の頃、推理モノが大好きだった。プロット内に伏線が張り巡らされ、主人公(たいていは優秀な探偵)と一緒に事件解決を楽しむことができた。推理モノは小説の世界ではまだまだ人気だ。もう少し手軽にミステリを楽しみたいと考えている人も多いのだが、短編推理モノは驚くほど数が少ない。90年代にはSalonが5 Minute Mystery(5分間ミステリ)というシリーズを出していたが、結局中断してしまった。しかしアントレプレナーのRandy Okaneが5MinuteMystery.comというサイトで、短編ミステリというジャンルの再興を試みている。
このサイトには毎日新たなミステリが投稿され、解決編は翌日に掲載される。ストーリーの最後に読者は犯人を当てるよう求められる。また、それぞれの物語において、ある人の有罪無罪を判定するための文章(最大4つ)を抜き出すようにとも指示される。サイトにはそれぞれの読者の正答率が保存され、優秀な読者探偵はスコアボードに掲載されるというお楽しみが用意されている。
この手の話は陰惨な内容になりがちだが、5MinuteMysteryは若い読者を意識したものとなっている。犯罪も流血沙汰のものは避け、また読みやすさにも気を遣っている。日々ストーリーを読むには年間20ドルの会費が必要だ。また学校やチャリティ団体の資金集めのために会費の50%を分配するプログラムも提供している。作家予備軍の人は話を投稿することもでき、もしそれが公開されれば支払いを受けることになる。
ときに論理や仮定に飛躍があったりはするが、それでもミステリは楽しい。掲載する話の質を落とさずに、論理と読解力で勝負する話を掲載し続けることができれば全国の学校で読者を獲得することができるかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H)





