Games2WinよりFlashゲーム検索エンジン「Game Curry」新登場
by Jason Kincaid on 2008年10月23日

インドの「Games2Win」はアメリカのマスコミに気づかれないよう隠密に行動してきた会社だが、ものの1年足らずの間にWeb最速のスピードで急成長中のゲームサイトとなった。

同社はAlok Kejriwalと、ベテランのゲーム専門家Mahesh Khambadkoneが2007年6月に創業した。世界各地から現在では毎月600万人前後のユーザーを引き寄せている。

同社はカジュアルゲーム市場への参入に多面的アプローチを採用した。Flashゲームの大規模ライブラリを備えるポータル「Games2Win」を運営の傍ら、他のFlashデベロッパーにライセンス供与する技術の宣伝も行っている。今日(米国時間10/22)はさらにサイトのリーチ拡大を図るため、オンラインFlashゲーム検索エンジン「Game Curry」もローンチした。

共同ファウンダー2人の話によると、Webには無数にFlashゲームがあるものの、ゲームアグリゲータはネットゲームのほんの一部しかサンプルの持ち合わせがないため、特定のゲームを探そうと思ってもなかなか難しいこともある。その点、Game Curryでは、こうしたあらゆるゲームサイトにあるゲームのインデックスを作成し、キーワードで検索可能にした。

検索結果のゲームには1本1本、サムネイルと、それが見つかるサイトのリンク、他のGame Curryユーザーが残したコメント・評価も一緒に表示される。ひとつゲームをクリックすると、オリジナルコンテンツ所有者のサイトにジャンプし、Game Curryのサイドバーもついてくるので、そこでまた検索を続けることができる(同社サイトでは、ゲームはスクレーピングしていない)。

Flashゲーム専用の検索エンジンなら使い道はあると思うが、昔ながらのカテゴリ別ゲームリストより格段に便利という話には納得できない。ゲームの場合、探し物にも単にそれほどバリエーションがないからだ。「Tennis」、「Dress-up」、「Pong」のような一部の人気タイトルを除けば、ゲームの名前からしてテキトーにつけた名前が多いため、その分検索しにくくなっている。でも、ランキングが具体化して、ゲームクリエーターがもっと上手にゲームにラベル貼りできるようになったら、エンジンもグンと便利になりそうだ。

Games2Winが期待しているほどの効果がGame Curryで仮に出ないとしても、同社の経営状況は相変わらず堅調だ。Games2Winの主業務はFlashゲーム開発である。45人のデベロッパーを雇っており、このチームが毎月16本前後の割合いでゲームを量産している(サイトのカタログには現在170本以上のゲームが収蔵されている)。こうしたゲームの一部は他のサイトにも配信されている(例えばAddicting GamesでもGames2Winのゲームは常連でお馴染みだ)。

自社ゲームに加え、Games2Winでは「inviziads」という広告技術も開発した。Flashゲームには、オリジナルのサイトからスクレープして他所に投稿したものが多い。そのため既存のバナー広告では儲けを出しにくい(マネタイズしにくい)面がある。そこでGames2Winが開発したのは、ゲームに貼れる広告ラッパーである。これならデベロッパーも自分のゲームがWeb上どこに出ても、そこから収入を得ることができる、というわけだ。

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(翻訳:satomi)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090115heyzap-vies-to-become-a-youtube-for-flash-games/ Heyzapは「FlashゲームのYouTube」を目指す

    [...] Heyzapが成功するための最大のチャンスは、開発コスト無しでFlashゲームをすっきり組み込みたがっている人気サイトと提携することだろう(例えば、ライフスタイルサイトや雑誌のホームページが、ゲームを導入して滞留時間を伸ばそうとするかもしれない)。目的地サイトとしてのHeyzapが、Addicting GamesやKongegrateなど、自前のゲームカタログを持ってすでに定着しているサイトと戦うのは相当難しいだろう。この分野の他のライバルであるGame Curryについては、昨年10月にわれわれが取り上げた。 [...]