スイスに本拠を置くdeskNETは今日(米国時間10/22)、Sobeesの公開ベータ・テストを開始した。これはウェブの機能を個人向けにカスタマイズしてデスクトップの統合環境として利用できるようにしようとするアプリケーションだ。われわれがSobeesを最初に知ったのはTechCrunch50カンファレンスのDemoPitでのデモだった。
多くのスタートアップがデスクトップの環境をウェブ・ブラウザの中に移すというアプローチをとっているが、 Sobeesの目標は、これとまったく逆で、さまざまなウェブ上のアプリケーションやサービスをカスタマイズ可能なデスクトップ環境に移行させようとするものだ。これには検索、天気予報、RSSフィード、YouTubeのビデオ、各種SNSサイトなどが含まれる。
deskNETは自己資本で立ち上げられたスタートアップで、一般ユーザー向けに、ブラウザのウィンドウと様々ななデスクトップ・アプリケーションの間を常に往復する必要をなくし、オンラインとオフラインのコンテンツをシームレスに取り扱える環境を提供しようとしている。Netvibes、iGoogle、Google Desktop、MyYahooなどのカスタマイズ可能なブラウザ・スタートページを取り込むのは大変困難だったはずだ。またMacやWindows Vistaで利用できる各種ウィジェット類も取込まれている。
Sobeesはこれに加えて、友達の対話機能、データや記事の共有、ビデオや写真の共有サービスとの統合などの機能も提供している。ユーザーはSobeesからFacebookやTwitterに「今何をしているか」というメッセージをアップすることができる。またメディア・ファイルをドラグ&ドロップするだけで、さまざまなサービスにアップロードすることができる。たとえば、ユーザーがローカルに保存している写真をドラグ&ドロップでSobeesの所定のエリアに落とすことでFlickrのアカウントにアップロードするなどができる。これはUbervuが似たようなアプローチを取っている。
Sobeesは検索広告、バナー広告、広告入りモジュールの販売などによって収益化を図る予定だ。
Sobeesのデザインは優れており、ユーザー体験に十分注意を払って開発されたことがうかがえる。(リボン式のメニューはクールなアイディアだ)。しかし、最大の問題は、こうしたタイプのアプリケーションにどれほどのニーズがあるのかという点だ。たしかによくできてはいるが、私の見るところでは、現在のネットユーザーが直面している真の問題の解決にはなっていないような気がする。
もう一つ考慮すべき問題は、Sobeesはまだリリースされていない.NET Framework 3.5 SP1をインストールしたWindowsVista / XPマシンでしか作動しないという点だ。ただし、Silverlight版が現在開発中ということだ。またこのアプリのインストール後、起動やアクセスにあたって何度かトラブルを経験した。
下に主要な機能を解説したデモビデオをエンベッドした。(ナレーションの声が妙にセクシーだ)。
[原文へ]
(翻訳:Namekawa, U)
