Frogmetrics:思わず答えたくなるハンドヘルドアンケート
by Jason Kincaid on 2008年10月24日

Y Combinator出身のスタートアップで、ハンドヘルドデバイスを使って顧客のフィードバックをすばやく得る、Frogmetricsのサービスが一般公開された。この会社はNokia n810インターネットタブレット端末用にカスタムファームウェアを開発して、ユーザーが従来のアンケートよりはるかに便利に短かい質問をすることができるようにしたほか、調査結果を分析するための高度な分析ソフトウェアも開発した。Frogmetricsは数か月間のパイロットテストを経て、すでに最初のFortune150企業であるGoogleに、エンタープライズ用購読モデルによって製品のライセンスを開始するばかりだ。

Frogmetricsのアンケートに答えるのは驚くほと簡単だ。質問の長さは平均6単語で、答えるにはタッチスクリーンをタップするだけでよい。ほとんどの調査が25秒程度で終わり、回答者はメールアドレスを入しても(嫌なことがあったので責任者から連絡が欲しいときなど)しなくてもよい。多くの小売業チェーンが実施している自宅のパソコンからログインして、つまらない賞品を当てるために16桁のコードを入力するような旧態依然のオンライン調査と比べれば、Frogmetricsの回答率が従来のアンケートより圧倒的に高いことは驚くにあたらない。

Frogmetricsは当初この夏に行われたY CombinatorのDemo Dayでデビューしたが、詳細は出し渋っていた。それ以来、レストラン、小売店、展示会、診療所、観光地、空軍基地などのさまざまな分野でパイロットテストを実施し、CEO Scott Brownによると、反応は驚くほど好意的だという。ユーザーは、このハンドヘルドデバイスを面白がり(ほとんどゲームのよう)、店やレストランで体験した直後にアンケートに答えるので、頭の中が新鮮なうちの意見を得ることができる。

アンケートの会社のことでワクワクすることはめったにない。われわれは、こういうものは時間の無駄に思えるので、できる限り無視することに慣れっこになっている。しかし、Frogmetricsは、ほんの何秒かしかかからず、(少なくとも最初の何回かは)楽しいとさえ感じさせる魅力的でシンプルなソリューションを作り上げた。そしてGoogleが最初の大型顧客になったことで、Frogmetricsが、あの面倒なレシートのコード番号を過去のものにしてくれるかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi)