Issuuが、シリーズBラウンドでSunstone Capitalから$5M(500万ドル)の資金調達を行ったことを先ほど発表した。Sunstoneはこれまでにも2007年初めに$1.25M(125万ドル)を出資している。デンマークのコペンハーゲンに拠点を置くこのスタートアップは、同時に既存サービスにも多くの新機能を追加し、プロのパブリッシャー向けにプレミアムバージョンを公開した。
Issuuは文書をアップロードすると無料で対話型オンライン出版物にしてくれるサービスだが、初めて見たときわれわれは、この種のものとして初めてともいえるまともなサービスであると書いた。資金調達の発表と同時に、主要な製品改訂も行われた。
Issuuは、検索機能に大々的な改善を施し、大幅に高速化するとともに、検索結果のフィルタリングを魅力的で使いやすいものにした。さらに「検索ボックスリミックス」という気の利いた機能もある。個々の検索結果を、カスタム化されたマガジン風に表示するもので、文脈に応じたタグクラウドを使って結果をいじれる機能と共に提供される。Issuuの全公開ドキュメントを元に、カスタム版デジタルマガジンを作るものだ。このサンプルで「car」という単語を試してみてほしい。他に目につく改訂として、ドキュメントの「ライブラリー」管理がやりやすくなったこと、分析レポートの種類が増えた新統計アプリケーション、対応するドキュメント形式の追加、一括アップロード機能、ドキュメントのダウンロード対応と音楽付きドキュメントなどがある。
また同社は最近、Issuu Platformという当然の名前のついた開発プラットホームを発表した。これは、サイト運営者が同社のマークアップ言語を使ってビュアーアプリケーションをカスタマイズする方法を記述したものだ。現時点で同プラットホームには他に、デベロッパーがRESTリクエストやXMLまたはJSONレスポンスを用いてIssuuのデータベースを検索するための検索APIと、同社のビュアー製品のためのAPIで、JavaScriptのメソッド呼出しとイベントを用いてホストのウェブページ内から出版コンテンツビュアーを制御できるようにするものがある。
そして最後に大切なこと。同社がサービスに収益モデルを導入するという当然の行動に出た。本日(米国時間10/28)から、Issuu Proでは、プロのパブリッシャーが雑誌や新聞をインターネットで公開し、さまざまなデジタル機能を盛り込んだり、閲覧体験をカスタマイズするための手段を提供開始する。出版物には広告を入れず(Issuuのビュアーに広告がないとい意味。マガジンやドキュメント自体に入っている広告はそのまま残る)、パブリッシャーはコンテンツが閲覧されたときだけ課金される。価格は出版コンテンツのビュー1000回につき$1.10~$19。ほかに、広告代理店、ウェブ業者、プリント店、メディア会社等向けのリセラープログラムも用意されている。
Issuuには、Scribd、Docstoc、Calaméoをはじめとする「ドキュメント版YouTube」になろうとしているライバルが山といる。Issuuは今回その称号を手にする戦いのために、さらに$5M(500万ドル)を得て、サイトの改訂も行ったことで、すでに有力な候補になっている。ただし、この戦いでは、自分たちの特別に秀でたニッチにこだわる方が賢明かもしれない。
下のビデオを見れば、Issuuとはいったい何なのか、という概要をつかむことができる。
What is Issuu? from Issuu.com on Vimeo.
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(翻訳:Nob Takahashi)






