スイスのパソコン周辺機器メーカーLogitechは、インターネットのビデオ・コミュニケーション・サービスのプロバイダ、SightSpeedを$30M(3千万ドル)のキャッシュで買収し、ソフトウェア事業に乗り出す構えだ。買収は11月の上旬に完了の予定という。
Cornell大学の研究室から生まれた従業員25人のSightSpeed社の買収は、最近Logitechが自社のハードウェアをビデオ・コミュニケーションのテクノロジーで補完するため、優秀な技術と開発能力を持つ企業を物色していたことによるものだ。
SightSpeedのサービスはSIPに準拠した標準的プロトコルをサポートしており、無料バージョンと、(エンドユーザー向けの)SightSpeed Plusというプレミアム・サービスを提供している。この有料版の料金は月額$9.95または年額$99.95。企業向けプロ版はユーザー1人あたり月額$19.95または年額$240ドルとなっている。OSはWindows、Macintosh、Linuxがサポートされている。
今回の買収で、SightSpeed CEOでデジタル・メディア業界のベテラン、Peter Csathyは3回連続でスタートアップ企業の売却に成功したことになる。これ以前、Csathyの会社は、Musicmatchが2004年にYahooに買収され、2006年にはeNow/RelegenceがAOLに買収された。
SightSpeedはバークレーのRoda Group とBR Venturesから2003年2月に$1M(100万ドル)以上を調達している。またこの夏、ベンチャーキャピタリストからシリーズBの資金調達を試みていたという報道もあった。SightSpeedは同社のビデオチャット・アプリケーションがDellのノートパソコンに組み込まれることを今年7月に発表、これが最初の大きな契約獲得となった。
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(翻訳:Namekawa, U)




