仮想グッズはインターネット上の大きな商機だが、仮想グッズエンジンの構築や消費者の買い気をそそる魅力的な商品開発は、既存のサイトがそう簡単に持てる能力ではない。そこで今月(2008年10月)ロンチしたボストンのスタートアップViximoは、仮想グッズのターンキーソリューション〔誰もがすぐに使えるサービス〕を提供する。
同社が作ったのは、どんなサイトにも簡単に組み込めるギフトストアとショウケースだ。しかもそれは、マイクロトランザクション(小額支払い)のシステムを内蔵している(すでに支払いシステムのあるサイトはそちらを使うこともできる)。ViximoのCEO Rob Frascaによれば、同社のサイトのオールインワン(すべてが揃っている)のパッケージとその使いやすさは大きなセールスポイントだが、しかしいちばん価値のある(そして真似しにくい)機能は多数のデジタル商品を集めたライブラリだ。今現在Viximoが提供しているのはFacebookで人気のあるギフトストアと同じような仮想ギフトだが、このほか、パズルや着メロなど、どんな仮想グッズでも扱えるとFrascaは言う。
今月初めのロンチの時点でViximoはすでに、いくつかのFacebookアプリケーションや、自分のお店を持ちたいと考えているWebサイトと提携している。それらロンチ時のパートナーは、My Sports CareerというFacebookアプリケーションを作っているAlways Athletes、650万のアクティブユーザがいるというFacebookアプリケーションWe’re Related、Birthday Calendar(これもFacebookアプリ)、そして独立サイトのWorld Winnerなどだ。
同社が提供するグッズのライブラリを構築するために、Viximoは“デジタルのダヴィンチたち(digital da-vincis)”(デジタル商品を作るアーチストたち)のコミュニティサイトを作った。そのサイト上のツール(と彼ら自身のツールやプログラム)を使ってアーチストたちは、デジタル作品を作ってオンラインの画廊にアップロードする。サードパーティーのページ提供者たちは彼らの画廊に行き、自分のサイトで扱いたい仮想グッズを探す。そして作品が売れたら、作者のアーチストは売り上げの20%をもらう(このほか商品の画像の下に作者名が表示される)。
ViximoはソーシャルなアプリケーションやそのほかのWebサイトにとって魅力的で強力なプラットホームを作ったと言えるが、基本的な欠点もある。Viximoを実装したサイトは、‘ユニバーサルギフトボックス’というオプションを指定できる。これは、そのサイトのギフトがほかのサイトで売られていてもよいという指定だ。あるいは逆に、‘このギフトはこのサイトにしかない’という指定もできる。これが、Facebookのプロフィールの上で混乱を招くだろう。Facebookの各アプリケーションが自分のギフトボックスを持つようになると、それは収拾の付かない醜悪な混乱になるおそれもある。
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(翻訳:hiwa)





