Google、相次ぐ障害をよそにGmailの信頼性は99.9%と断言(他のアプリも)
by Erick Schonfeld on 2008年10月31日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Gmailに頼っている人は何千万人にも上り、Google Apps for Enterprises(顧客企業100万社を豪語)で「プレミア」版を有償利用しているユーザーさえいる。よって、2週間前に一部の企業ユーザーが30時間にわたるGmail障害の被害に遭ったときには見出しを飾ることとなった。去る8月に、さらに大規模なGmail障害で全ユーザーがおよそ2時間影響を与えたときもそうだった。

直近のシステム停止が引き起こした批判に応えた遅ればせのブログ記事の中で、Google Enterpriseの製品管理担当役員のMatthew Glotzbachが、影響を受けたのはわずかに「0.003%のGoogle Appsプレミア版ユーザー」であると言っている。さらには「サーバー側のエラー率に基づく1ユーザー当たり平均稼動時間」から計算するとGmailは99.9%の時間利用可能であると言い切っている。これは、8月の停止を含めて、月間10~15分のダウンタイムに相当する。

ちなみに、Gmailのエンタープライズ版は、稼動時間99.9%の保証付きだ。今日(米国時間10/30)Googleは、このエンタープライズ版向けの保証をGoogle Calendar、Google Docs、Google Sites、Google Talkの各サービスにも拡大した。

クラウド上の重要サービスがダウンすると誰もが気付くものだが、GlotzbachはGoogleのクラウドサービスは、企業のデータセンター上で動作する競合サービスよりも信頼性が高いと強く主張している。それを証明するべく同氏は、Microsoft、Novell、IBM各社の信頼性データを持ち出してGmailと比較している。その結果が上に貼ったすてきなグラフだ(青色が予定外の停止、赤色が計画的な停止)。

予定外の停止時間をみただけでもIT担当者は驚かれることと思います。これは企業が自分で維持しなければならないNovell GroupWiseソリューションの2倍、Microsoft Exchangeベースソリューションの4倍、Gmailの信頼性が高いことを示しています。

そういうわけだ。GmailはMicrosoft Exchangeの4倍信頼性が高い。だから文句を言うな、と。

なおこのデータはRadicati Groupによるものだ。Microsoftはこれに対抗するデータを集めてきて別の結果を見せるに違いない。

果たしてクラウドのアプリは、データセンターのアプリよりも信頼性が高いのだろうか。平均で見ればそうかもしれない。しかし、クラウド上のアプリはさらに高い水準を保つ必要がある。信頼性99.9%はご立派。しかし、これは電話会社並みの信頼性ですらない。99.999%になってから出直して来てほしい。さもなければ、われわれは今後Gmailが落ちるたびにこの画像を掲載することになる。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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