
サンフランシスコのSyncplicityは、オンラインストレージとファイルのシンクサービスという、競合他社の多いとても混み合った市場にこの4月に参入したスタートアップだが、ここがこのほど、True Venturesとそのほかの非公開企業対象投資家たち…ハイテク業界ではお馴染みのFrank Marshallなど…からシリーズAで$2.35M(235万ドル)を獲得した。今回のこの発表は、前に同社が親戚や友人や一部のエンジェル投資家たちからシード資金25万ドルを集めてからほぼ10か月後である。
類似サービスは非常にたくさんあるが、このSyncplicityもやはり、ユーザのコンピュータ上のファイルをクラウド上に保存、共有化、バックアップ、そしてシンクする。ただしCEOのLeonard Chungは、Box.netやDropboxのようなサービスと一緒にしないでくれと言う。彼によればSyncplicityは‘オンラインデータ管理’サービスのプロバイダであり、とくに、頻繁に変更され、あるいは複数の人間が並行して更新している、いわゆる‘アクティブなデータ’のサポートが、Syncplicityの得意技だ。
オンラインストレージは消費者対象が多いから、Chungのようなプロフェッショナル指向は珍しいかもしれない。でも、Syncplicityを企業が積極的に採用するためには、それだけでは説明として不十分だ。
実は、Syncplicityの最大の差別化要因は、同社のオープンなプラットホームの上ではローカルなデスクトップとWebとの統合性がとても良いことだ。このプラットホームを利用するデベロッパは、自分のWebアプリケーションをデスクトップにそのまま直接延伸できるので、オイラインアプリケーションとデスクトップ上にローカルに保存されているファイルとのシームレスな対話が実現する。たとえば、写真のライブラリをFacebookとSyncplicityの間でシンクできるし、自分のファイルフォルダ上の画像を直接、Picnikで編集できる、それに、ローカルなテキストドキュメントを直接、Google DocsやScribd、Zohoなどに結び付けることもできる。
当面SyncplicityのデスクトップクライアントはWindows XPとVista用のみだが、Macバージョンの非公開ベータを年内にリリースするとChungは約束した。現在のWindowsバージョンもベータであり、登録してアカウントを取得するのは無料、2GBのストレージスペースを提供、最大2台までのシンク対象コンピュータがサポートされる。それに、お友だちを連れてきて登録させると、ご褒美として一人につき100MBのストレージが追加で使えるようになる(最大3GBまで)。
有料会員は月額9ドル99セントまたは年額99ドル99セントを払う。有料会員のストレージスペースは40GBで、シンク対象コンピュータの台数は無制限となる。
Wualaは、ピアツーピアのファイルストレージと共有システムによる同様のサービスを提供している。またDellのRemote AccessやHPのUpline、それにNomadeskやSugarSyncにも似ている。
【編集部より】Syncplicityのサービス説明とスクリンショットは本家版でお楽しみください。
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(翻訳:hiwa)




