
WorldFriendsは国際志向の人々を結びつけるSNSとして、2003年前半に創立されたが、その後、アメリカのブログ界の注目をまったくひかずに運営を続けてきた。東京と上海に本拠を置くこのサイトは、今や世界各地に200万のユーザーを持つまでに成長している。先週、WorldFriendsはネットワーク機能を強化する改良を受けてリニューアルされ、静かに再スタートした。
WorldFriendsは国際的な友達づくり、語学の相互教授、デートサイトの間で微妙なバランスを取りながら運営されている。一見したところでは、国際色が非常に強いものの、まずは普通のオンライン・デート・サービスのように思える。たとえば、ユーザー・プロフィールはメンバーをスライドショーで見せる。(サインアップの際にユーザーが「女性だけに興味がある」と登録しておいた場合、女性メンバーの写真だけが表示される)。新しい写真アルバム(これも女性だけ)、理想の相手リスト等々。
しかしWorldFriendsのCEO、Dominic Penalozaによれば、このサービスの重点は、異文化交流、国際的なペンパルづくり、旅行情報、外国語の習得(いや、ホントに)などにあるという。このサイトは、英語、日本語、韓国語、中国語をサポートしているが、登録メンバーに11万人もの語学教師を擁しているという。メンバー同士のメッセージのやりとりの約65%は国境を越えたものだ。
WorldFriendsのもっとも興味ある点のひとつはビジネスモデルだ。実はこのサイトの収入源は広告だけではない。ユーザー同士がコミュニケーションできるレベルに応じて3段階の有料モードがある。たとえば、メンバー全員とコンタクト(メール、インスタント・メッセージ、音声チャット、ビデオチャット)を求めることができるためには月額$24.95の会費を払う必要がある。(友達、友達の友達とだけコンタクトするだけなら無料)。他のメンバー全員にコンタクトを求めることができ、他の会員はそのユーザーに無料でコンタクトできる権利を得るためには年額$244.95の会費が必要だ。他のサービスと比較してみると、ビジネスネットワークのLinkedInの場合、ビジネス・コースの会費が年額$199.95、ビジネス・プラス・コースの会費が年額$500となっている。ドイツのビジネスSNSのXingの場合、会費年額は$90だ。
Penalozaによれば、WorldFriendsメンバーの4%が有料会員だという。ローンチ後わずか3年で黒字化を達成できたのはこの会費収入が大きな力になっていることは疑いない。このサイトは現在、日本で特に人気がある。有料メンバーの33%は日本のユーザーだ。Penalozaは「日本では英語のレッスンに1時間$25から$80も払うのが普通だ。それを考えると〔WorldFriendsの会費は〕安い」と主張している。
この人気の結果、WorldFriendsの東京オフィスは、去る7月、アジアのメディアにほとんど報道されることはなかったが、重要な提携契約を結ぶことに成功した。Yahoo Japanは世界で最初に新しいWorldFriendsのAPIを採用することに同意した。(同サイトはすでに200以上のサイトと、主にホワイト・レーベルの提携契約を結んでいる)。日本最大のウェブ・サービスの登録ユーザーは、そのYahoo Japan IDを利用してWorldFriendsを利用することできるようになった。またYahoo Japan Walletを利用して会費の支払いを行うことができる。
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(翻訳:Namekawa, U)




