Spot Runeerのレイオフは、われわれが予測したよりもはるかにひどいものだった。Spot Runnerは50~70人どころではなく、115人を切ろうとしている。共同ファウンダー兼CEOのNick Groufは、これを全従業員数(数字は明らかにしていないが、少なくとも384名以上)の「30%以下」であるとして称している。同社はTechCrunchレイオフ追跡チャートに追加された。削減の大部分が地元検索広告事業であると同氏は語っているが、これは今年3月にWeblisticを買収して出来た部門だ。
結局はこの買収が失敗だった。Spot Runnerが地元企業にテレビCMを販売していたというだけの理由で、その同じクライアントが検索マーケティング広告もSpot Runnerから買いたいと思うわけではない。Groufは今、この事業の「戦略的な選択肢」を探しているそうで、つまりはどこかのバイヤーに売り飛ばしたいという意味だ。
たぶんそれが最善の方策だろう。あらゆる広告が大打撃を受けているときに、彼はテレビCMのためのプラットホームを作ることで手一杯だ。Spot Runnerの大きな魅力は、予算の限られた地元企業に対するものだったのだが、全米規模の大企業の契約を取ってスケールアップしようとしていた。しかしながらその全国営業が芳しくない。ひとつの理由は、Groufが全米営業チームを見させるためにMicrosoftから連れてきた大物幹部のJoanna Bradfordが、去る9月Yahooに移ってしまったことだ。そう、つまり彼女はわずか6か月間働いただけで、Spot Runnerに居残るよりもYahooに賭けた方がいいと判断したわけだ。
明るい話題は、Spot Runnerが5月に$51M(5100万ドル)を調達したばかりで、まだ多額の現金を銀行に持っていることだ。しかし、地域拡大に費すはずだったこの資金も、経済状況が戻るまでための単なる生存資金になりかねない。Groufが示唆するところによると、今力を入れている部門のひとつがメディアプラットホームグループで、「テレビCMの売買方法を改善する」技術を開発しているという。テレビCMキャンペーンを、ウェブ広告キャンペーンと同じように測定可能にすることは、たしかにまだ解決されていない難問だ。
この難問を解くことは、Spot Runnerの生死をかけた問題だ。それができなければ、テレビCMのブローカーでしかない。
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(翻訳:Nob Takahashi)





