さすがのピーター・ティールのヘッジファンドも10月はマイナスの領域入り
by Erick Schonfeld on 2008年11月7日

今はどんな投資家もほぼ全員と言っていいほど損を出している。—$5.2B(52億ドル)のヘッジファンド「Clarium Capital Management」を運用するPayPal共同創業者ピーター・ティール(Peter Thiel)でさえも例外ではない。

このファンドは2000年創設以来、年平均リターン27%という素晴らしい実績を出してきた。今年も6月に入るまでティールは今年58%のリターンを確保していた。それが下半期、掛金が焦げ付き、10月だけで氏のファンドは18%下がる打撃を蒙り、今年の利益は全部飛んでしまった。ファンドは現在、3%の全体損益。

それでもまだS&P 500よりはいいのだが。ヘッジファンドはリスクをヘッジ(分散・回避)するのがならい。他の大勢のヘッジファンド同様、ティールも自分の投資には4.4対1で借入金を入れてレバレッジしていたのだが、それが損益を膨らませる結果となったようだ。 氏を自滅させたのは、異なる種別の債券間に生じる利率差にかけた分である。Bloombergはこう解説している。

Clariumは、その資金の81パーセントを、例えば10年国債と30年国債の利回りといった、複数の債券の利回りのスプレッドまたは差が拡大すると予想する場合に投資家が採るポジションを組むのに使っていた。

ティールのような(チェスマスター兼ビリオネアの)投資家でも市場で儲けが出せんのだ。そんな時、残りの僕らみんなにどんなチャンスが残ってると言うわけよ?

(ティールをご覧になりたい方はこちら。これは今年TechCrunch 50のステージでマイケル・アーリントンがインタビューしたときの録画だ)

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(翻訳:satomi)

  • http://worldwealth.blog92.fc2.com/blog-entry-230.html 経済や投資に関するなぐり書きブログ

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