どう考えても、空港へ行くのは苦痛だし無意味にお金がかかるね。公共交通を使うのがいちばん“グリーン”だし安上がりだが、長い待ち時間、車内の混雑、その挙げ句、目的のフライトに間に合わなかったなんて経験をすると、旅は出かける前に腐ってしまう。乗合バンはうちの前まで来てくれるが、途中で何箇所も停車するからかったるい。タクシーを呼べば問題解決だけど、そのお値段は万人向きではないね。
というわけで、Hitchstersはユーザの近くに住む人と一緒にタクシーの半額でうちから空港まで乗せてってくれる二人乗合リムジン(実質的には乗合タクシー)のサービスだ。2年前にロンチしたこのサイトは、最初はニューヨーク市内をサポート、そして今度からサンフランシスコのベイエリアがサービス区域に加わった。しかもサイトに多くの改良を加えたので、奉仕事業みたいだったサービスが立派なビジネスになったようだ。

以前のHitchstersは、必要最少限のものしかなかった。同じ地域の乗合希望者のリストはあったが、ペアを組む相手に電話をしたり車の手配をするのはあくまでもユーザ自身だった。しかし今ではサイトがいくつかのリムジン会社と提携しているので、乗合タクシー並の料金でリムジンに乗れる。また、ユーザたちの住所と互いの距離を比較して、最適の乗合ペアをサイトが自動的に見つけてくれる(自分で相手に電話をしなくてもよい)。そしてリムジンの利用は予約制になり、料金をオンラインで払うことができる(税金、チップ、高速料金など込み)から、実際に乗ってから現金をやりとりする面倒がない。Hitchstersは価格のごく一部を売り上げとして受け取るが、価格そのものは一人でタクシーを呼ぶより安いし、一人でリムジンを使うよりうーんと安い。
ただし、帰路が問題だ。Hitchstersは空港から家までのサービスはまったく設定していないから、ユーザが自分でタクシーを呼ぶしかない(空港のタクシーは数が多いから難しくはないだろう)。ただし、帰路も相乗りを、となるとちょいと難しい。フライトの遅れという問題を、Hitchstersは、相乗りペアを同じフライトの乗客に限定することによって回避している。しかし、同じ時間に同じ地域へ帰る人を見つけるのはものすごく難しいだろう。このサイトがもっともっと大人気になるか、あなたが今現在よほど強運の人でないとそれは無理。このサイトは、将来は巨大な中央集中型のデータベースに利用者を登録して、往路だけでなく帰路もペアを見つける、ペア選びを同じフライトの乗客に限定せず、出発や到着の時間の一致で決める、という方針を持っている。
見知らぬ人とのタクシー相乗りが嫌でない人が世の中に多ければ(相手がなんだか気持ち悪い人だったら相乗りをやめよう!)、Hitchstersはグレートなアイデアだし、ビジネスモデルとしても健全だ。今後このサイトは、ボストンとワシントンD.C.をサービス区域に加える。また、空港以外の乗合も構想している(野球場へ誰かと一緒に行くってのはどう?)。
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(翻訳:hiwa)





