Live Searchのキャッシュバックプログラム:トラフィック面では停滞気味なるも広告は増加
  • 2 コメント
by Jason Kincaid on 2008年11月14日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

マイクロソフトが何かと話題のLive Searchキャッシュバックプログラムについて最新のデータを公開した。このプログラムは、掲載される広告をクリックして商品を購買した場合にキャッシュバックするというもの。ROIの観点からすると効果が上がっているようだ。他の検索エンジンと比較して広告に対するレスポンスは向上している(キャッシュバックしているのだから当たり前とも言える)。より重要なのは、マイクロソフトの広告分野における相対的に低いシェア(この新プログラムにも関わらずシェア自体は大いに低下している)にも関わらず、広告費用面でのシェアが向上しているということだ。

マイクロソフトがComScoreのデータに基づき報告するところによると、ウェブ全体の商取引のうち12%がLive Searchを経由したものだとのこと。これはGoogleを経由したものよりもはるかに少ないが、同時期におけるLive Searchの市場シェアは9%程度に過ぎず、これを考慮に入れれば非常に大きなシェアを獲得していると言える。Live Searchの利用者達はGoogle利用者より商品購入を行いやすいという結論になり、これによってLive Searchは広告主から注目を集めている。

そのようなわけでLive Searchは5月以来、広告主よりより良い反応を引き出しており、利用者に提示できるキャッシュバックは30%増加しており、米国内上位50社の小売業者のうち20社が広告を出稿している。またマイクロソフトは電子取引に必要なショッピングカート機能を提供するMiva Merchant、Early Impact Inc.(ProductCart)、および3DCartなどと提携して中小規模の小売業者がオンラインストアの運営を簡単に行えるようにもしている。これによってキャッシュバックプログラムは、広告主に大して一層魅力的なものとなっている。

加えてマイクロソフトはキャッシュバックプログラムでのユニークユーザが平均450万人に達するとも発表した。大きな数だがGoogleに追いつくことを考えるなら遥かに少ない。キャッシュバックプログラムを発表してすぐに検索シェアは急伸したが、すぐにもとのシェアに落ち込んでしまった。広告面で好結果をもたらしつつあるとは言え、キャッシュバックがマイクロソフトの検索部門における問題点すべてにおけるの解決策となるわけではない。得た利益の大部分をプログラムに参加する利用者に払い戻すようなことにもなっている。しかしこれは差別化のための良い試みであり、Googleから市場シェアの一部を奪い取ることができるのは、おそらくイノベーションのみだと言えるだろう。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

Leave Comment

Commenting Options

Create an avatar that will appear whenever you leave a comment on a Gravatar-enabled blog.

Trackback URL
  • Ads by Overture
  • MediaTemple Logo
  • QuickSprout Logo
  • OpenX Logo
  • Cotendo Logo