Cellityは普通の携帯のアドレス帳を大幅に強化する
by Jason Kincaid on 2008年11月16日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ドイツのスタートアップ、Cellityは携帯向けの強化型アドレス帳(Addressbook 2.0と呼ばれる)のプライベート・ベータテストを開始した。これはJ2MEアプリケーションで、ユーザーはメール・ボックス、SNS、標準のアドレス帳などから連絡相手の情報を収集し、使い勝手のよい単一のアドレス帳を作成することができる。Javaさえサポートしていれば、何百機種となく出回っている一般の携帯でスマートフォンの機能が使えるようになるわけだ。CellityではTechCrunch読者1000人をベータテストに招待している。申し込みはここから

連絡相手情報の完全なデータベースを作成する他に、このアプリをインストールすると、一般公衆回線を利用した独自のネットワーク(これはJajahの仕組みに似ている)を通じて経済的な音声通話がかけられる。またテキスト・メッセージの送信は無料だ。ただし、将来、Cellityは携帯のキャリヤにAddressbook2.0をホワイトレーベルで提供し、その携帯に当初から組み込んで提供させることも考えている。このアプリはまた複数のSNSに対して「今何をしている」かというメッセージを一斉に投稿する機能も備えている。

Addressbook 2.0のデザインは非常に洗練されており、携帯に付属してくる一般的なアドレス帳にくらべてはるかに直感的に操作しやすい。このアプリを利用するには、まず、Outlookなどのメールクライアントの連絡先、Xing、Facebook、LinkedIn、TwitterなどのSNSの友達リストをインポートする。Cellity側では同一の人物が複数の連絡先に登録されているのを自動的に検出し、重複を避けて、単一の連絡先に情報をまとめてくれる。

また、SNSの友達情報を利用したアドレス帳はあっという間に膨大なものとなりがちなので、Cellityでは、オンラインのコントロール・パネルを提供し、連絡先を管理できるようにしている。ユーザーは何千人分もの連絡相手をクラウド上のデータベースに置いておき、いつも使う何十人分かだけを携帯内に保存すればよい。(データベース上の連絡相手の情報が必要になれば、携帯からデータベースを呼び出してアクセスできる)。このオンライン・データベースは、ローカルの携帯上のアプリとまったく同じ機能を備えており、ユーザーは通話したり、テキスト・メッセージを送ったり、SNSにアップデートを投稿したりできる。

Cellityではこのアプリは市場に出回っている650種類程度の機種で作動すると推定している。iPhoneやAndroidほどホットな話題をまく機種ではないが、世界中どこでも手に入る膨大な数のベーシックな機種がカバーされることになる。Cellityはライバルにはこと欠かないだろう。SNSと携帯を統合する試みとしては、YahooのOneConnectなど多数ある。(ただし、Cellityの場合、SNSを利用する機能より、伝統的なアドレス帳の機能の強化のほうが優先されているようだ)。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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