
プラットホームの名前としてはFlexよりもFlashがいいと悟ったAdobeは、Flash関連のあらゆるもの(Flash Player, Adobe AIR, Flex開発ツール, Flashメディアサーバなど)をFlash Platformと呼んでいる。ぼくは前からそう呼んでいるので、連中は今ごろやっと、ぼくのレベルに達したわけだ。欣快至極。
マーケティングの基調の変化だけでなく、Adobeは同社のMAXデベロッパ大会で重要な発表をいくつかするようだ。以下は、その概要:
1. Adobe AIR 1.5のリリース。 Adobe AIRのクライアントはパフォーマンスとメモリの使い方が改良される。さらに重要なのが、Flash Player 10とWebkitをサポートすること(後者はiPhoneやAndroidのモバイル用ブラウザが使っている基盤的API)。Flash Player 10は、3Dグラフィクスが充実している。AIRのこのバージョンには暗号化データベースもあるので、企業のアプリケーションを作っているデベロッパたちは嬉しいだろう。
2. Flash CatalystとGumbo。 Adobeは新しいツール集によって、それまでの中核的なデベロッパ以外の人たちも抱え込もうとしている。まずCatalyst(以前はThermoという名前)は、グラフィックデザイナーとデベロッパの溝を埋めて、両者の受け渡し工程を円滑化する。何をするかというと、PhotshopやIllustratorのようなAdobeのCreative Suite製品で作ったファイルと、FlashやAIRで作ったWebアプリケーションの間の双方向ブリッジを作る。
今週Adobeは同社のMAXデベロッパ大会である発表をする。Catalystは、前のものを後ろのものに、あるいは後ろのものを前のものに、という工程間の変換をする。これと似た意味でGumbo(Flex Builder 4とも呼ばれる)は、本格的なJavaデベロッパではない、あらゆるタイプのスクリプトキッディー〔script kiddies,スクリプトがき=本格的なプログラミング言語を駆使せずOSのシェルやブラウザ上などのスクリプト言語で何でも実現したい人びと〕が飛びつくだろう。今入手できるのはプレビューリリースだ。
3.モバイルFlash。 FlashがWindows Mobile上でデモされる。
4.Linux用64ビットFlash Player。プレビューがAdobe Labsで提供される。
5.Flashメディアサーバが動的ストリーミング。このサーバソフトが、これからは、視聴者が使っているネットワークの帯域幅(速度)やデバイスの種類などに応じて、質の異なるFlashビデオを送出できる。
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(翻訳:hiwa)




