ミス・ワールドがデジタル世界に進出するぞ。このコンテストを知っているアメリカ人はそんなに多くないと思うが(Donald Trumpがやってるのは‘ミス・ユニバース’だよ)、ミス・ワールドは世界中でテレビ放送されている人気イベントだ。地球規模では、オーディエンスの数は‘ワールド’のほうが‘ユニバース’より上。今年このコンテストは、ニューヨークのコンテスト専門のメディアプラットホームAmusoと提携して、ミス・ワールドをWebでも‘放映’することにした。このコンテストのポータルサイトMissWorld.comには、ミス・ワールドの出場者たちを中心とするSNSがあり、ユーザは彼女らにメッセージを送ったり、写真を見たり、プロフィール(彼女たちの趣味など)を読んだり、人気投票をすることができる。
最終選考が放送されるのは12月だが、このWebサイトの投票結果でPeople’s Choice賞が決まり、この賞を獲得した人は最終選考に自動的に残る。つまり、ネットの人気者が決勝に残る7名の中の1人になる。このサイトは、南アフリカのヨハネスブルグで1か月かけて行われるミス・ワールド・フェスティバルの報道もする。フェスティバルの報道範囲を広げるために、AmusoはAOLなどのポータルや、BeboのようなSNSと提携している。AOLはイギリス、フランス、そしてドイツでミス・ワールドの宣伝を担当する。
ミス・ワールドのためのポータルを提供するだけでなく、Amusoの本来のビジネスはオンラインコンテストのためのプラットホームだ。つまりユーザは、American IdolやNext Top Modelのような、賞金付きコンテストの自己流バージョンを作れる。そしてコンテストに参加するユーザは、1ドル払って自分の写真やビデオを送る(美人コンテストなら画像、音楽関連のコンテストならビデオなど)。投票と集計の方式は、主催ユーザが自由に決められる(たとえば写真を2枚ずつ表示して“どっちがいい?”方式で投票、あるいは、参加者一人々々に対して10点満点で点を付ける、など)。Amusoのビデオプレーヤーからも、この子の点を上げる/下げるの投票ができる。

コンテストが終わると、優勝者が参加料金の合計の50%を手にする。主催者ユーザは15%、Amusoが25%、そして10%が経費に当てられる。チャリティーが目的なら、経費ぶんもチャリティーに回る。
Amusoは、大規模で有名なコンテストと個々のユーザが作る小さなコンテストという両極を同時に相手にしているが、経営的にはどちらも好調なようだ。1ドルのコンテスト参加料を取るということは、ユーザが作ったコンテンツを収益源にするための、誰もが考えつかなかったような名(迷)案だ。しかも、金を払えというとスパマーたちは敬遠するから、コンテンツの質を維持することにもつながる。一方、ミス・ワールドのような世界的なコンテストのオーディエンスは、とてもお金など払えない国の人たちが多いだろうが、ビッグなショーを支援することによってAmusoの名前を世界に広め、同サイトの今後のユーザ増に貢献することは確実だ。
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(翻訳:hiwa)





