1CastはRedlassoに似てるがでも合法的
by Jason Kincaid on 2008年11月19日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

今年の中頃われわれは、ブロガーたちがテレビ番組の一部をクリップできる、人気の高いビデオサービスRedlassoが、一連の激しい訴訟合戦に(少なくとも一時的に)負けてしまう光景を見た。同社のプラットホームの上でブロガーたちは、CNNやESPNなどの人気チャネルの番組が放送されるとそれらにすぐにアクセスできる。だからThe Huffington Postなどのブログにとくに人気があった。しかしRedlassoは、そうやって配布するコンテンツの権利を尊重しなかったし、当時は全国ネットのテレビ局が取り締まりを始めたばかりだった。さて今度は、今日(米国時間11/18)非公開ベータを立ち上げた新人スタートアップ1Castだ。ここは、Redlassoが抜けた穴を、やはり最近のテレビ番組のクリップを提供することによって埋めようとしている。ただし、正式にライセンスを取ってだ。クリップはすべてライセンスされている。TechCrunchの読者は先着1000名がここで招待状をもらえる。

ロンチの時点でこのサイトは、ロイター(Reuters)、CNBC、CBC、AP、そしてAFPのコンテンツを提供している。年内にコンテンツパートナーはもっと増える予定だ。番組は、スポーツ、ニュースなどのカテゴリーで分類され、局別にも分類されている。自前の録画システムを使っていたRedlassoと違って、1Castはパートナーからコンテンツを直接受け取る。現時点では、コンテンツが配布されるまでの時間が局によっては遅い場合があるが、これも今後は改善される予定だ(Redlassoは、なにしろコンテンツの入手が早いことが人気の理由の一つだった)。

1Castはブロガーたちだけを相手にせず、ユーザの関心分野別にビデオを頻繁に更新するサービスを提供することによって、もっと一般的な市場を捉えたいと考えている。この更新サービスはブログに埋め込むこともでき、またiPhoneやiPod Touchで見ることもできる(個人の好みに合わせたニュース番組を毎日見れるようなもの)。

実際に使ってみると、一応無事に使えるようだが、でもいくつか問題がある。まず、特定のクリップを探すのが難しい。ビデオは分野別の‘チャネル’という概念で分類されていて、同じ話題のほかの番組と一緒くたになっている。でも、各クリップの内容は実際に見てみないと分からない。しかし広告の入ったクリップを、つまらないものも含めて、いくつも見ていくのはほとんど苦痛だ。

1Castは一般大衆をお客にできるかもしれない。でも彼らは、ブログの上でニュース速報を見ることよりも、‘個人化されたニュースチャネル’に関心があるだろう。しかし、もっと大きなコンテンツの集まりがあって、しかもそれを簡単に検索できる方法がないかぎり、Redlassoのファンだったブロガーたちは魅力を感じないだろう。

[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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