HDTVとノートで使えるソーシャルメディアセンターのソフトウェア専用プラットフォームの開発元「Boxee」がSpark CapitalとUnion Square Venturesから初の資本調達ラウンドで$4M(400万ドル)確保した。
2社できっかり50%ずつ出資した。SparkのBijan SabetとUnion SquareのFred Wilson(Fredは投資報告のブログ記事で、boxeeは“メディアセンターソフトウェアのFirefoxだ”と書いている)がboxee取締役に就任する。
Boxeeは真にオープンなソーシャルTVのエクスペリエンスにまた一歩近づいたもの。そのアプリを入れるとコンピュータ(Mac OSX、Linux。間もなくWindowsにも対応)やAppleTVにもTV風のインターフェイスが備わり、個人観賞用のビデオ・楽曲・写真などのローカルファイルはもちろんのこと、YouTube、Hulu、Comedy Central、CNN.com、ABC.com、Last.fm、Flickrなど外のサイトのメインストリームコンテンツも流して鑑賞できる。要はDRMの保護がかかってないものは何でもオーケーということだ(逆に言うとiTunesのライブラリが全部boxeeで楽しめるわけではないという意味にもなる)。
UPDATE: Netflixも明日から映画・TV番組をXbox360経由でテレビに流すサービスを始める。そちらの関連記事も是非ご参考に。
Boxeeでは楽曲・映画のレビュー、歌詞、トレーラー、アルバムアートワーク等もネットから引き出して参照できる。また、ソーシャルなレイヤーもあるので、自分が視聴中のものに関する情報を友だちと共有したり、おすすめも出せる。Twitter、FriendFeed、Tumblrのようなサービスを追加すると、boxeeの(キレイな)インターフェイスから投稿も可能なので、ここをパワフルなコミュニケーションのハブに変えることができる。
全部何から何までエレガントな仕上がりだが、これはJohnがCrunchgearに書いた記事によるとXBMCというメディアセンターシステムを使って実現したようだ。XBMCはクリエイティブなデベロッパーたちが第1世代のXboxコンソールを、FTP経由でいったんマシンに送ったソフトはそのままXboxで走るように改造したものだ。XBMCはオープンソースで公開されているので、デベロッパーも無償でコードをいじって自分独自のプラグインやスキン、別のインターフェイスが作れる。
Boxeeは、CBS、Hulu、Netflix、Amazon、BBCのような大手コンテンツプロバイダと交渉をより有利に進める足場確保の面で投資を役立てる必要が出るだろう、と話している。Boxeeはまた、自社ソフトをライセンスしてセットトップボックスを作れそうなハード製造メーカー各社とも話し合いを進めている。
Boxeeは目下、非公開アルファ版のテスターのみ利用が可能。会社のブログによると既にサインアップは10万件にのぼるという。ベータ版リリースは2009年を目指しているが、これはかなり曖昧な響きだよね。 ソフト利用は完全に無料だが、プレミアム有料版もたぶん開発中と思われる。
同社は2007年創業。従業員10名程度。NY市とイスラエルにオフィスがある。この前にはシード資金(額非開示)を友人・家族から集めている。
quick intro to boxee from boxee on Vimeo.
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(翻訳:satomi)
