SnapTell:iPhoneで瞬時に商品検索。これはいいよ
by Jason Kincaid on 2008年11月20日

iPhoneを持っている人ならSnapTell Explorerは要チェック。App Storeに登録されたばかりの無料アプリケーションだ。することは単純。何でもいいからCD、DVD、本、ビデオゲームなどの表紙を写真に撮れば、このアプリケーションが自動的に商品名を認識して、オンラインで評価と価格情報を探してきてくれる。

アプリをはじめ見たときは半信半疑だった。iPhoneはずっとバーコードの画像処理に問題を抱えてきたし、これまで私が他のプラットホームで試した画像認識システムの殆どが、あやしげなものだったから。しかし、SnapTellは使える。毎回必ず。

このアプリは、私がやってみたおよそあらゆる物を正しく認識した。Xboxのゲーム、オライリーのポケットブックマニュアル、ダライラマの『Little Book of Wisdom』、カート・ヴォネガットの小説、ほかのもっと無名な本も(The Twinkies Cookbookでもうまくいった)。『シヴィライゼーション4』など、表紙に値札やシールがひどく貼られていたにもかかわらず認識した。わざと暗い場所や妙なアングルで撮ったりまでしてみたが、このアプリはほほ完璧にやってのけた。まあ、全部というわけではない ― デンマーク語文法に関する本で何とかこいつを困らせることができた。が、店で売っているものについては全く問題ないだろう。

ただし、SnapTellのテクノロジーが完璧だとしても、アプリ自体にはまだ改善が必要だ。商品を見つけ出した後に、評価や説明文は出てこない。AmazonやBarnes & Nobleなどの店へのリンクに誘導されるだけだ(基本的な評価情報だけでもアプリに取り込まれればよいのだが)。また、現在は、複数のオンラインショップを横断して簡単に商品の価格を見る方法もないが、これについては数週間以内に予定されている次期バージョンに入るとのこと。ユーザーインターフェースも、もう少し練る必要がある。ボタンの配置はおかしいし、このアプリはもっとすっきりさせるべきだろう。

SnapTellはWi-Fiでも3Gでも動作するほか、Edgeもサポートしている(遅いネットワークでは画像のアップロードに10~15秒ほどかかるが、普通は1~2秒)。近々Android版も出る予定で、そちらはiPhone版の画像認識に加えてバーコード検索も行う(バーコードはAndroidでは一般的だがiPhoneでは実現が非常に困難)。アプリケーションを開発したのは、SnapTellという、主として画像認識ベースのマーケティングに注力している会社で、同社の持つ500万種以上の商品データベースを活用している。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

  • http://yoshy.wordpress.com/2008/11/21/links-for-2008-11-20/ links for 2008-11-20 « 個人的な雑記

    [...] SnapTell:iPhoneで瞬時に商品検索。これはいいよ (tags: iphone) [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20081217snaptell-one-of-the-coolest-iphone-apps-gets-even-better/ iPhoneのベストアプリSnapTellがさらに機能アップ

    [...] SnapTellはすばらしいiPhoneアプリケーションで、ユーザがアップした写真(CDやDVDのカバー、本の表紙、ゲームのパッケージなど)を見て、その製品の評判情報などを探してくる。最新のアップグレードでは、便利な新機能がいくつか加わった。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090616image-recognition-startup-snaptell-acquired-by-amazon-subsidiary-a9com/ 画像認識のSnapTellをAmazonの検索技術子会社A9.comが買収

    [...] SnapTellのビジュアル製品検索技術を使うと、製品の表面に印刷されている画像から製品を同定し、さらにその製品の評価格付けや価格情報をGoogle、Amazon、eBayなどから取り出す。製品の種類は、CD、DVD、書籍、ビデオゲームなど多様である。同社のデータベースには500万種類以上の製品に関する情報がある。また、iPhoneとAndroidに対応した人気アプリケーションも提供している。 [...]