Leapfishが誰も使いそうにないメタ検索エンジン新規立ち上げ
by Robin Wauters 2008 年 11 月 21 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Leapfishのことを前回耳にしたとき(数年前の話だ)は、さまざまな基準から見たドメイン名の査定額を提示するという役には立たないが面白いツールの提供を行っていた。今回は面白くはないが、またしても役に立たないツールをひっさげての登場だ。

LeapfishはカリフォルニアのDotNextの下で装いを新たに「多次元情報アグリゲーター」のサービスを開始した。これは結局のところメタ検索エンジンの一種ということ。GoogleやMSN、Yahooなど本当に検索作業を行っているサイトから検索結果を引っ張ってきて、画像、動画、Q&A、ブログなどを分類して表示して見せ方を工夫しているサイトをご存じだろう。Leapfishも非インタラクティブでカスタマイズもできないウィジェットをトップページに掲載してニュース、天気予報、株式市場情報を表示している。これはここ何年にも渡って行われてきたスタートページのパーソナライズに向けた努力に逆行するものと言える。

Leapfishは潜在的広告主に対して、固定価格(聞くところによると通常の登録費は1000ドルほどで、1年毎に5%のリニューアル費が発生する)によるキーワードの購買を積極的に働きかけている。これは、購買したキーワードにおいてトップに表示されることを「永久保証」するものだが、後に他の広告主に売り渡す権利も保持している。もちろん、この主の広告はLeapfishの人気が高くならなければ意味がないことだが、それはあまりありそうなことではない。

メタ検索エンジンとは、関連する情報を別サイトないしプラットフォームの異なるサイトから引っ張ってきて、それを統合して1ページに表示するものだ。ここで質問だけれど、メタ検索エンジン(とてもたくさんある)がGoogleやYahooなどのコア検索エンジンが提供するよりもはるかに役立つ検索結果や、すばらしいエクスペリエンスを提供してくれるのなら、なぜみんながメタ検索エンジンの方に移らないんだろうか。

それはつまり、可能な限り大量の検索結果を得たいと考えている人はわずかで、ネット上でインデックス化されていない情報の多さにも無関心で、いわゆる「見えざるディープウェブ」の情報など欲しがっている人はいないということだ。利用者が求めているのは素早くかつ手軽に、きちんとした情報源が発している情報を入手したいということなのだ。正直な話、情報を得るのにSearch.comDogpileZuulaFazzleClustyMamma.comなど(このリストは永久に続く。今回最後に記したサイトの価値についてはマーク・キューバンに尋ねてみるとよい)を利用している人はいるだろうか。

誤解しないで欲しいのだが、新興企業が検索性能を向上させ、技術的にもビジネス面でもイノベーションを生もうとすることを否定するわけではない。いくつかは成長し、市場を切り開くこともできるだろう。それを期待してもいる。個人的にどのような見解を持とうとも、人力検索、セマンティック検索、分野検索ないしソーシャル検索のいずれの分野においても多数の企業が結果を求めて努力しており、大手から注目を集めることもあるし、すくなくとも誠意を持って対応しようとしていたりする(昨日のYahoo Glueについてのアナウンスが好例だ)。

しかしLeapfishがハードルを越えることはないのではないかと考えている。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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