ドイツのスタートアップ企業コミュニティーは、他の人気サイトのあららさまなクローンを作ることで悪名高い(私のお気に入りはFreundefeed)。このトレンドに(恐らく不当に)結びつけられているスタートアップにQypeがある。Yelpライクのヨーロッパで大きな存在のレビューサイトだ。CEOのStephan Uhrenbacherが言うには、同氏がQypeを立ち上げたときには、Yelpの存在を知らなかったそうだが、今となってはそのことはあまり関係がない。Qypeは大ブレークを果たし、英国、フランス、ドイツをはじめとする国々で地域レビューサイトの支配的な地位を築きつつある。
Uhrenbacherによると、Qypeは、英国、フランス、スペイン、ドイツ(同サイトが最初に設立された国で、全トラフィックの半数を稼ぐ)合わせて月間630万人のユニーク訪問者を集めている。最近ブラジル向けにもローカライズ版を開業した。ただし、Qypeは多言語対応ではあるが、ローカライズ版はそれぞれ独立したサイトとして扱われている。つまり、使用言語を英語に設定しておけば、フランス語で書かれたレビューに出くわすことはない。

さて、果たしてQypeはヨーロッパ(最近では南米も)展開に続き、米国にも進出を考えているのだろうか。Uhrenbacherはこう語る。Yelpに対抗するためには差別化が必要で、多言語対応がそれに当たるかもしれない。また、QypeはYelpよりも都市部中心の度合が低い(Yelpは小さな町でもうまくいっていると前から思っていたので、彼か何を言いたかったのか正確にはわからない)。しかし、今はまだ進出すべき市場で競合のいないところがたくさんあるので、Qypeの米国上陸は、あるとしてもかなり先のことだろう、と同氏は言っている。
同サイトでは12月半ばまでに、位置情報対応のiPhoneアプリケーションを公開する予定で、ユーザーの近くにあるレストランや店をその場で見つけて、おすすめを見ることができるようになる。同サイトは9月に 800万ユーロのラウンドを完了し、これまでに1300万ユーロを調達している。
Qypeは、ヨーロッパで標的とされるサイトであるかもしれないが、決してこの分野を独走しているわけではない(主要なライバルに、英国のTippedとTouchLocalがいる)。そして、そこにはYelpが独自の国際戦略の可能性を秘めていつでも控えてる。そうは言っても、今のQypeは調子がいい。同社が今年何人かの重要人物を獲得したとき、ヨーロッパのライバル社の中には、自分たちがこれから何をすればよいか報道関係者にアドバイスを求めたところもあったが、これが良い徴候であることはない。
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(翻訳:Nob Takahashi)





