無料で広告入りのメールが企業でも使われるようになり、MicrososftとIBMがOutlook/ExchangeとLotus Notesで握っているこの分野の支配ををおびやかしている。GoogleはGmailでOutlookの追い出しを狙っているが、メールサーバをクラウド任せでいいという企業はそんなに多くない。というところに、あるエンジェルの背に乗って登場したスタートアップUnison Technologiesが、火曜日(米国時間12/9)にクライアント/サーバ方式の強力な通信ソフトのベータをロンチする。それはOutlookとSkypeを合わせたようなソフトで、メール、企業内IM、およびVoIPのゲートウェイ/電話によるメッセージングシステムを提供する。
Unisonの外見はMicrosoftのOutlookに似ていて、メール、コンタクト、そしてカレンダーが揃っている。また、Jabber、Gtalk、MSN MEssenger、ICQなどと相互運用できる独自のIMによるプレゼンス管理機能もある。VoIPの電話システムのためのPBXとしても動作し、フォロウミー(自動転送)番号や、かかってきた電話をデスクトップでポーズしたりほかの電話に切り替える機能も完備している。電話システムはプレゼンス管理と結びついていて、電話を取るとそのユーザのステータスが“今出られません”に変わる。ボイスメールも、デスクトップのソフトからふつうのメールのように読んだり、おっと聞いたり、保存したり、転送できる。かかってきた電話も記録できる。
このソフトウェアは、Webアプリケーションではない。Unisonは機能満載のクライアント/サーバアプリケーションであり、LinuxまたはWindowsの上で動く。60人のチームと$10M(1000万ドル)を投じて開発された。
このソフトは無料バージョンで提供され、現在はUbuntuとIntermediaがスポンサーだ。しかし今後は、動的に変わる広告が入るようになる。その際Unisonは企業別や、あるいは企業内の部門別ですら、ターゲット広告を打てる能力を持つことになるが、個人情報はそのための情報には含まれない。企業は、広告のないバージョンを有料で購入できるが、少々広告があっても試用期間にはそれほど気にならないだろう。Unisonのこの方式は今後広まるかもしれない。広告と企業のメールを組み合わせるスタートアップとしてほかにWrapMailがある。ここはユーザ企業の発信メールをサーブするときに、その企業の広告を付ける(WrapMailの売り込みビデオを見てみて)。
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(翻訳:hiwa)







