iPhone App Storeでおなら戦争勃発―Appleはバカなアプリをどうにかしてくれ
by Jason Kincaid on 2008年12月14日

今日(米国時間12/12)、AppleはApp Storeに新ジャンルのアプリの掲載を許可したPull My Fingerは名前のとおりの単純なジョーク・アプリで画面に表示された指を引っ張ると予想どおりおならの音がする。Appleは当初このアプリの掲載を拒否したため、審査基準が恣意的ではないかという議論が起きていた。今日のAppleの方針変更でPull My Fingerのクローンがどっと登場する舞台が用意されたことになる。実際、すでに放屁アプリ市場に2番目の参入者が現れている。これはiFartといって、Pull My Fingerの機能強化版だが、くだらないトレンドを作ってもらいたくないものだ。

まずそのアプリ自体だが、Pull My Fingerは、もともと下品なジョークだという点を別にすると、ユーザーが操作するとそれらしい音を立てる、とういだけの機能しかない。iFartはこれにタイマー機能を付け加えている。ユーザーはあらかじめ一定の時間をセットしておいて音を鳴らすことができる。もうひとつは「セキュリティー」機能で、iPhoneが動かされるたびに音が鳴るようにセットできる。

誤解しないで欲しいが、どちらのアプリもユーモラスで、私自身休日に友達をからかうのに1、2度使ってみたくなるかもしれない。しかし、てっとり早くダウンロード数を稼ごうとして、こういった子供っぽいアプリがApp Store中に氾濫することになるのは困る。おならアプリのたぐいばかりがリストのトップを占領してShazamのような本当に有用なアプリが埋もれてしまう。

放っておいても、数週間もすればマーケットはこういったバカバカしいアプリを忘れてしまうかもしれない。(いっとき大流行した「ライター」アプリだが、現在ではTopAppsのリストには1つも登場していない。少なくとも15種類が掲載されているのだが)。しかし、一方ではiBeerは5ヶ月前から依然として 5位を占め続けている。一般ユーザーの間ではバカアプリに対する根強い需要があるようだ。(Facebook Platformがローンチしたときにもそういう傾向があったことを覚えているだろうか?) App Storeのトップリストの一角が永遠にバカアプリで占められるということになってはまずいだろう。

Appleがこのアプリの掲載を許可したのはよい―検閲というのは危険をはらんだ手段だし、ジョーク・アプリやアダルト・アプリにもそれなりの場所が与えられてよい。しかし最近登場した、NC-17(17歳以下不可)のタグと同様、Appleは‘Silly Apps’というタグも検討すべきだ。そしてそういうアプリ専用の場所をあてがうようにすべきだ。(そういったジャンルであってもトップ5はフロント・ページに掲載してやってもいいかもしれない)。App Storeのレイアウトも引き続き改良の余地がある。しかし、いずれにせよ、AppleはiPhoneを本当に役立つものにしている優秀なアプリが埋もれることのないよう、何らかの手を打つべきだろう。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

  • http://igalog.net/weblog/2008/12/daily-digest-for-2008-12-15.html Daily Digest for 2008-12-15 | IGALOG-RRR

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  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090105vixml-a-revolutionary-new-iphone-development-platform-for-the-masses/ VixML―画期的なiPhoneアプリ開発プラットフォーム登場

    [...] なんといっても現在いちばんホットなプラットフォームはiPhoneだ。数ヶ月で1万以上のアプリが登場し、零細デベロッパーが一夜にして大金を稼ぐなどしている。しかしこれまでは、いくら優秀なデザイナーでも、Objective-CとiPhone SDKについて詳細な知識がないかぎり、App Storeに製品を送り込むことができなかった。今日(米国時間1/5)、ViximoはVixMLと名付けられた画期的な開発プラットフォームをリリースした。これによって優秀なデザイナーは最小限のプログラミング知識さえあれば基本的なiPhoneアプリを開発できるようになった。この新しい開発プラットフォームは、iPhoneアプリを開発しようとする初心者にとって間違いなくもっとも重要なツールのひとつになるだろう。 Viximo自身、このプラットフォームを「iPhoneのすばらしい世界への入り口」と呼び、大きな期待をかけている。VixMLはXMLマークアップ言語をベースにしている。XMLも一部のデザイナーにとっては十分に敷居が高い代物だが、実際のプログラミング言語とは比べものにならないくらい簡単だ。現在、プログラミングに数週間から数ヶ月を要するマルチメディアのリッチ・ミニ・アプリを、事前に定義された各種タグのライブラリを備えたVixMLWYSIWYG SDKとエミュレータを利用して、ほんの数日で完成させることができるようになった。VixMLには、指を画面に滑らせる、画面を叩く、振る、傾ける、マイクに息を吹きかける、といったiPhone独特のユーザー入力を処理する基本的なタグがあらかじめ用意されている。このプラットフォームには優秀な粒子効果を備えた3Dグラフィックス・エンジンも含まれている。VixMLでプロジェクトを完成させた後、次に、そのアプリを実際にApp Storeに登録するという作業が必要になる。現在、ユーザーが作成するすべてのプロジェクトはViximoが準備中のTrue Flirtというアプリケーションの一部となっている。ユーザーはこのFlirtを利用してミニ・アプリを挨拶がわりにやりとりすることができる。“Flirt”を送信するためには、$5.99で有料版を購入することが必要になる。もし受け手があらかじめFlirtアプリをインストールしていなかった場合、アプリを閲覧、利用するために無料版のFlirtをダウンロードしてインストールするよう促すSMSメッセージが送信される。ただし、この無料版ではミニ・アプリを送信することはできない。 デベロッパーは、作成したアプリをTrue Flirtのメインのアプリ中に含めることもできるし、スタンドアローンのFlirt Packsとすることもできる。理想的には、エンドユーザーはミニ・アプリを利用する際に、Flirt Packにわずらわされることなく、直接Flirtのメイン・アプリケーション中から購入できるとよいのだが、現在App Storeは少額支払い(マイクロペイメント)システムをサポートしていないので、残念ながらこういった厄介な方法を取らざるをえない。それでも多くのデベロッパーにとって、開発のコストや期間の面で、このプラットフォームの利用には大きなメリットがあるだろう。ただし、あらかじめ考慮しておくべき重要な問題がいくつかある。VixMLを利用して開発されたすべてのプロジェクトはViximoを通じてApp Storeに登録されることになる。つまりここには二重の門番がいるわけだ。(ViximoとAppleの双方の審査、承認を受ける必要がある)。また開発したアプリは当分の間、True Flirtのブランド傘下でなしに、独自に外部に公開することはできない。Viximoでは「アプリからの収益分配の取り決めを準備中」だとしているが、デベロッパーへの分配率その他の詳細についてはコメントを避けた。どうも、これはデベロッパーごとに個別の取り決めとなるもようだ。(デベロッパーがアプリケーションを登録した後でViximoから分配に関して通知が来るらしい)。しかしおおよその目安さえ公開されないのはいささか不安だ。(どの程度の収益が得られるか見当もつかないのでは、そもそも何のためにアプリを開発するのか分からない)。これらの問題を別にすれば、VixMLは強力な開発プラットフォームではないかと思われる。デベロッパーに対する制限が不当に厳しくないかぎり、大量のデベロッパーに新しくiPhoneアプリ開発への道を開くものになるだろう。たしかにTap Tap Revengeや Shazamのような複雑なアプリの開発は無理だろうが、App Storeでは単純きわまりないバカバカしいアプリケーションでさえ、大ヒットすることがあるのが証明されている。CrunchBase InformationViximoInformation provided by CrunchBase[原文へ](翻訳:Namekawa, U) ShowListings(“arc3″); ShowListings(“arc2″); AddClipsUrl = ‘http://jp.techcrunch.com/archives/20090105vixml-a-revolutionary-new-iphone-development-platform-for-the-masses/’; AddClipsTitle = ‘VixML―画期的なiPhoneアプリ開発プラットフォーム登場’; AddClipsId = ‘2CBE02C952CFE’; AddClipsBcolor=’#78BE44′; AddClipsNcolor=’#D1E9C0′; AddClipsTcolor=’#666666′; AddClipsType=’1′; AddClipsVerticalAlign=’middle’; 次の投稿へ 前の投稿へ トラックバック [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090127boobs-and-booty-banned-from-the-app-store/ おっぱいとおしりはApp Storeから追放される

    [...] App Storeがまだ新しいことを考えると、“性的な”言葉を禁ずることも理解できなくはない。Appleは今も、いろんな方針を実験中なのだ。‘げっぷ’や‘おなら’もずっとだめだったが、今ではあきれるほど人気がある。デベロッパにiPhone用ブラウザの自作を認めたのも、ごく最近になってだ。でも、このストアには独自の価値基準があるようだから、その恣意的な判断は往々にしてデベロッパを困らせる。彼らは、何がどこまで許されるのか、いつも手探りをしなければならない。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20100601former-app-store-king-ifart-gets-blocked-from-the-ipad/ 元App Storeの王iFart、iPadから締め出される

    [...] 昨年12月、App Storeが生まれてまだ半年もたたない頃、私は今やiPhoneの定番ともいえる一つのアプリについて記事を書いた。iFartである。このアプリをはじめとする類似の「おバカ」アプリは恐ろしいほど流行し、一般大衆には腸内ガスの録音済音声に対する貪欲で少々憂慮すべき欲求が存在することが証明された。残念なことに(少なくともオナラ愛好者にとって)、このアプリケーションがiPadへの道中思わぬ障壁に突き当たった。iFart HDが「ユーザー機能性極小」を理由に登録を拒否されたのだ。このアプリが「bombardier」や「brown mosquito」の音を発する時、文字通りiPadを揺らすという事実があるにもかかわらず(iPadのスピーカーはよく振動する)。 [...]