
ユーザが自分のサイトを簡単に作れるサービスを提供しているSynthasiteを、本誌は最初、2006年に記事にしたが、ここがこのほど、Y Combinator系のスタートアップClickpass(今年初めにロンチ)を買収した。
買収価格やそのほかの条件は公開されていないが、ClickpassのCEO Peter NixeyがSynthaSiteに移る(同社の社員の一人が買収を機に社を去った)。Synthasiteは$5M(500万ドル)の資金を調達し、ClickpassはY Combinatorのシード資金をもらっただけだ。
ClickpassはOpenIDをユーザにとって使いやすくする。ユーザは、Gmail、Yahoo、MSNなどのアカウントでほかのサイトにログインできるようになる。OpenIDはそもそもそのために作られた規格だが、大手企業の多くがとろとろと実装に数か月を要している(最近は徐々に歩みが速くなったが)。SynthaSiteのマーケティング担当VP Randy Almondは、Clickpassの技術を利用してユーザがほかのサービスのコンテンツを自分のSynthaSiteのページに容易にインポートできるようにしたいと言っている。
SynthaSiteでWebサイトを作る作業はこれで便利になるだろうが、それは単なる企業提携でもできることだ。Clickpassの長期的な利用価値という問題もある。OpenIDの採用企業は、どの企業も今は前向きだから今後どんどん増える。そうすると、Clickpassの利用価値は消散する。これはむしろ、斜陽市場における救命買収かもしれない。Clickpassは資金調達が困難になっているようだから。
真相がどうであれ、ぼくは両サービスのファンだ。SynthaSiteは、OpenIDの大衆化という高尚な目標ではなく、Clickpassの人材に目をつけて買収したんじゃないかな。
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(翻訳:hiwa)




