[CG]CrunchGearが選んだ2008年のベスト製品と読者賞
by John Biggs on 2008年12月27日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

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CrunchGearの「2008年のベスト賞発表祭」にようこそ。2008年のベストギア、ベストガジェット、そしてベストソフトウェアを発表します。でも今年の最高の賞は、読者の反響や評価を集計した「みんなで選んだで賞」だ(長いから本文中では“読者賞”にしよう)。さて、タキシードに着がえたからそろそろ授賞会場へ行こうかな。

ベストブラウザ
Google Chrome
読者賞
Firefox
Firefoxはたぶん今あるブラウザのベストだろうね。でも「2008年の」と限定するとね、ちょっとちがうね。Chromeはブラウザの理想像だ…速い、すっきりしてる、使いやすい。残念なのはクロスプラットホームでないこと。Windows XPかVistaのユーザしか楽しめない。Webで飯を食っている者にとってブラウザは命、そこで今年はChromeに票が集まった。

ベストコンソール経験
New XBox Experience
読者賞
New XBox Experience

そうさ、ベストコンソール経験賞をNew Xbox Experienceにあげるのは、SonyのPlayStation Homeが出た後だったから当然の成り行き。あれはまあ、退屈のかたまりというやつ。NXEはXbox 360の元々楽しい部分をそんなに変えてない。唾を付けて磨いてあげてもいいね、その気なら。アバターは100%古いと思うが、もうXbox Liveにもどこにも邪魔をしに出てこない。〔日本語ではゲーム機、ゲーム専用機、英語ではゲームコンソール、略してコンソール。〕

ベストゲーム, クロスプラットホーム
Left 4 Dead
読者賞
Grand Theft Auto IV

でもさ、Valveはひとつでも間違ったことしてる? きみと3人の友だちが命がけで借金取りゾンビーと戦っているとき、The Directorはきみの無意味な存在をもてあそぶ。最高のマルチプレーヤゲームだね。
読者賞に関してだが、きみらは実は娼婦どもをぶったたいたり、無防備な歩行者の列に車でつっこんだりするのが好きなんだろ? 正直なところ、このゲームは完璧とは言えない。Nikoのアナログコントロールができないだろ? Marioが1996年にやってたことだぜ! でもまあ、ちょっとだけなら遊べるね。頭を使う必要のない、単純なファイティングゲームだ。

ベストゲーム, Nintendo Wii
Super Smash Bros. Brawl
読者賞
Mario Kart

この賞はBrawlでキマリだ–これこそ本物のビデオゲーム、しかもあのヘンなWii Taxesのようなものはなくて、Twilight PrincessMetroidクラスのビッグゲームだ。SnakeとSonicが加わってさらにおもしろくなった。でもほんとは、Wii FitよりXBLで遊ぶことが多いね。ほんとに、ゲームらしいゲームだから。
おっと、そうそう、Mario Kartも楽しいよ。プラスチック製のホイールコントローラが付いたからね。オンラインマルチプレーヤでやると、賞味期限を延長できるよ。

ベストゲーム, Xbox 360
Gears of War 2
読者賞
Gears of War 2

とくに理由もなくこのゲームが嫌いなやつもいるね–Nicholasのようなやつさ–でもXbox 360限定でこれほどいいゲームはほかにないぜ(Xbox 360限定のゲームはそもそも数が少ないけど、それは別の話)。2では、走る、撃つ、逃げるといったお得意場面が増えた。ひとつだけ言いたい:バグが多すぎるぜ。
読者のきみたちも、同じことを考えたみたいだな。少なくともこのゲームは、Microsoft/Sony/Nintendoの3大プラットホーム以外では、機種限定ゲームはご臨終だ、と教えてくれるね。

ベスト ゲーム, PS3
LittleBigPlanet
読者賞
Metal Gear Solid IV

しっかり分かってくれよ。今PS3を買う/物置から出してくる唯一の理由がこのゲームだぞ(ま、ごく一部の人にはブルーレイディスクが理由かもしれないが)。自分でレベルを設定したり、友だちとわいわい遊ぶこともできる。自分がSackboyになってレベルを上げたり、3つの面を出たり入ったりできる。なにしろ、弾があるかぎり、あるいは、12歳のガキに急に殺されたりしないかぎり、何も考えずに没頭できるゲームだ。.
MGS IVも候補だったけど、耐えられないほど長いカットシーンや、人生の意味とかなんとか、ヘンに理屈っぽい部分が入賞の邪魔をしたようだ。でも、このシリーズのベストだって? そう言うんなら、ベストはMGS1だと反論するぜ。まあ、IVは1にかなり近い出来だけどね。

ベストHDTV
Mitsubishi LaserVue
読者賞
Sony XBR

HDTVは毎年どんどん良くなってるから、今年も授賞候補の数が多い。読者は圧倒的多数でSony XBRを選んだが、その気持ちも分かる。完成度の高いHDTVで、しかも、そこらのお店で今すぐ買えるのが強みだ。最新機種は業界トップの240Hz駆動だ。XBRはすばらしい製品だが、そう思うのはMitsubishi LaserVueの実物を目の前に見るまでだ。世界初のレーザーテレビ、圧倒的な映像美、既製の映画(DVD)ではその真価は分からない。壁掛けは無理かもしれないが、60インチ画面で厚さ10インチという薄さだ。Sony XBRも立派な製品で、多くの人が最高に美しい画面と言うだろう。でも、今年の最高のHDTVといえばMitsubishi LaserVueだ。

ベストポータブルA/V装置
iPod Touch 2G
読者賞
iPod Touch 2G

Appleは売れるモバイル製品の作り方を知っている。iPod Touchの新機種はそのことを証明している。この、タッチスクリーンのある小さなデバイスは、持ち主を決して退屈させない。GPUの性能はiPhoneより上だという噂もある。音楽とゲームとムービーを楽しめる。これ以上、何が欲しいかな? メモリ増設オプション? そうね、それはありだ。

ベストA/V装置
TiVo HD XL
読者賞
TiVo HD XL

今年はTiVoの最高の年。1TBのハードディスクを乗せた怪物、TiVo HD XLを発売した。そう、UIはたしかにやや古いが、マニア自作のメディアセンターを除けば最も完璧なDVR環境だ。大容量のハードディスクも良いがTiVo HDとTiVo HD XLはNetflixからHDのムービーをストリーミングできるし、YouTubeにもアクセス、さらにどんなフォーマットのビデオファイルでも再生できる(MKVでも)。TiVoは長年デファクトスタンダードだったが、ケーブルがDVRsを提供するようになってから影が薄くなっていた。HD XLは TiVoの長年の実績をあらてめて世間に思い知らせる製品だ。そのプラットホームは、変化に動じないほど堅牢だ。

ベストカメラ
Canon Rebel XSi
読者賞
Nikon D90

読者はNikon D90が好き、そしてわれわれ編集者はRebel XSiを選んだ。今買えるデジタル一眼レフ入門機のベストだからだ。まず、安い。そして既存の圧倒的に豊富な交換レンズ群を使える。各種の自動設定は手動設定と変わらぬぐらい良いから初心者向きだ。でもD90もすごくいいよ。

ベストビデオカメラ
Kodak Zi6
読者賞
Canon hf100

Nicholasが言ったように、Zi6は労働者階級のためのビデオカメラだ。読者賞に選ばれたCanon hf100のように高機能多機能ではないが、やるべきことはちゃんとやる。安い。そして楽しい。

ベストネットブック
MSI Wind
読者賞
ASUS Eee PC 1000

この2機種を相当長時間使ってみた結果、親愛なる読者のみなさまとは違う結論に到達いたしました。EEEシリーズがネットブックのブームに火を付けたことは間違いないが、後から飛び込んできたMSI Windは「それはこうやるんだよ」という模範を示した。機能豊富でコストパフォーマンスが良い。VGA対応のカメラが付いてる。ちょっとしたおまけとして、WindはOS Xとの相性がばつぐんに良い、いちばんHackintosh向きのネットブックなのだ。

ベストノートブック
MacBook Pro
読者賞
MacBook Pro

いろんなトレードショウ(見本市)やコンベンション(大会)でプレスルーム(記者室)を覗いてみる。良質な記事を書くガジェットブロガー(ガジェット製品に関するブログを書いている人)を探してみる。そんな人たちの半数以上は、MacBook Proを溺愛している。それにはわけがある…彼らがお人好しのカモだからではない。

“Apple税”をネタに、ジョークを言うのは自由だ。でも、その耐久性、Genius Barがあること、そしてOS XとWindowsのどちらでも簡単に立ち上げられること…MacBook Proが賞を取るのは当然だ。

ベストケータイ
T-Mobile G1
読者賞
iPhone 3G

分かるよ、きみたちはiPhoneが好きだ。ぼくらもだ。でも大きな視野で見ると、G1は何かとても重要なことの始まりだ。

「ばかを言うな!」と叫ぶ人はいる。でもAndroid(などのオープンソースプラットホーム)にこそ、モバイルの未来はある。G1は、Androidが十分な実用レベルにあることを証明した。もう、iPhoneやAppleの、高い塀で囲まれたお庭にお参りしなくて済む。2009年はAndroidの年になる。G1がそのための道を作った。

2008年のワーストデバイス
Blackberry Storm
読者賞
Blackberry Storm

ぼくらはこれに期待していた。わくわくして待っていた。うちはみんな、Blackberryが好きだ。でも、Blackberry Stormは嫌いだ。このデバイスは委員会(船頭の多い船)が設計し、青く酸っぱい未熟果状態で発売された。結果は、iPhoneの逆の極致にある製品。UIは不安定、タッチスクリーンはひどい性能、RIM製品に共通する優れた機能の数々が、なぜかStormにはない。iPhoneキラーになるはずだった製品が、RIMの歴史に残る汚点になってしまった。

2008年のベストデバイス
iPod Touch 2G
読者賞
iPhone 3G

そうです。分かってますよ、言われなくても。ここでApple、あそこでもApple、Appleだらけ。でも、“ベスト”が3GとTouch 2Gの2つになったのはなぜだろう? それは、2つともできばえが最高だからだ。UIの応答性、個々の機能が十分に磨かれていること、App Storeがあるおかげで、両デバイスは、これこそAppleのネットブックと呼ぶしかない、中身の濃い製品になっている。いちばん嬉しいのは、Fieldrunnersがどちらにもあって、最近どちらかというと縮退気味のカジュアルゲームの世界に新しい命を吹き込んでいることだ。

[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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