Diggの赤字続く―新しいアイディアによる広告システム開発中か?
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by Michael Arrington on 2008年12月22日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Business WeekはDiggの財政状況に関する記事を載せた。それによると、Diggの2007年の収入は$4.8M(480万ドル)、損失が$2.8M(280万ドル)、2008年の第1から第3四半期にかけての収入は$6.4(640万ドル)、損失は$4M(400万ドル)だったという。これから推測すると、2008年のトータルでの収入は$8.5(850万ドル)、損失$5.3(530万ドル)に上りそうだ。

おっと、まず第1に、これは痛い。以前、Diggに近い人々から、2007年の7月に発表されたMicrosoftとの検索に関する提携で、3年間に優に$100M(1億ドル)以上の収入がDiggにもたらされると聞かされていた(が、記事にはしなかった)。完全に根拠のない噂に過ぎなかったことになる。この提携は年に$10M(1000万ドル)以下の収入しかもたらさないようだ。

第2に、Diggは金を無駄遣いしていないか。最近、70人もの社員を抱えていることが確認された。さらに来年末までには社員数を150人にまで拡大するという計画を明らかにしている。セールスもコンテンツ生成もアウトソースして、仕事といえばサービスを日々運営するくらいしかないはずの会社にしては馬鹿げて多い人数だ。

なるほどDiggにはコンテンツを見張り、コミュニティーと対話するために大勢の人手が要るのだろう。しかし、私は今晩、大規模なインターネット・サービスを運営している人々に非公式にアンケートを取ってみたのだが、それによると、多くて15人、最小限なら5、6人のエンジニアがいればDiggは十分やっていけるはず、という意見だった。Comscoreは、Diggには世界で月間1600万のユニーク訪問者があり、ページビューは5800万だとしている。この数字は実際より相当少ない可能性がある。しかし、この少ない数字にせよ、Diggは単に人員を整理するだけで十分黒字化できるはずだ。ところがDiggは逆に年間$5M(500万ドル)以上も赤字を出す道を選んでいる。

Diggの新規サービスの計画

Diggの社員から最近聞いたところでは、70人の社員のほとんど(といのは過半数という意味だろうが)は開発と運営のためのエンジニアだという。つまり、Diggは現在のサービスの運営以外に何か大きなプロジェクトを抱えているわけだ。

Diggに近い情報源によると、現在Diggが取りかかっているプロジェクトの一つは、広告主がセルフサービスで出稿できる広告システムで、GoogleのAdwordsに似ているが、さらに一ひねりされたものらしい。このサービスは、Diggのニュース・ストリーム中に(おそらくはっきりそれと分るように表示された)広告を挿入する。広告がどの位置に挿入されるか、広告主がクリック毎にいくら払うかは、ユーザーのフィードバックに基づいて決定されるという。

つまり、記事に対して投票できるのと同様、ユーザーは広告に対しても投票を行うことができる。Diggユーザーが良いと認めた広告はより目立つ位置を与えられ、CPM単価も低くなる。

Diggはこういう噂に対してコメントしていない。現状では、せいぜい内部での実験プロジェクトの域を出ないものだろう。

しかし、明らかに、70人の社員の相当部分は新しい製品づくりに従事している。もし私がDiggの経営者なら、何よりも収入を増やす手立てを考えるだろう。Diggはユーザーに「どのニュースがホットか」を選ばせることに成功してきた。それを考えると、同じことを広告についても行える可能性はあるだろう。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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