
3秒以内に答えて: ドメインの拡張子が.meや.tvで終わっている有名なWebサイトを3つ挙げよ。ギブアップ? でも、あることはあるんだよ(kyte.tvやBuddy.tvはぼくも知ってるが、.meで有名なのは思いつかないね)。こんな拡張子が発表されたとき、いろいろコマーシャルな意味で騒がれたが、現状は完全に期待を裏切っているね。
今日(米国時間12/30)さきほど、FastCompanyのChris Dannenが”How 2009 Will Spur The Rebirth Of Cyber Squatting(2009年はネット上の不法居住者(スクワッター)がまた増える)“と題するブログ記事を投稿した。Dannenは、ICANN(ドメイン名の登録を扱う機関)がまた新しいドメインネームサフィックス(suffix, 接尾辞)を認めたので、ドメインスクワッティングの新世代が登場するだろうと書いている。”.nyc”とか”.law”などの拡張子を使えるので、スクワッターたちは再び元気になり、ありとあらゆるドメイン略奪を開始するだろう。また、まともな企業も、”Microsoft.sux”などのサイトの出現を防ぐために大量のドメインを登録しなければならないだろう、とDannenは言う。
でも、Dannenは間違っている。一部の意識過剰な企業は、これからもできるだけ多くのドメインをがんばってひっつかもうとするだろうが、それはしかし無意味なのだ。
ICANNが何十何百もの新しいドメインネームエクステンション(extension, 拡張子)を認めれば、一般的に拡張子はますます無意味になってくる。今でもすでに、よく見かける”.net”と”.com”の違いは分からなくなっている。また、過度な商業性が匂う”.tv”などは、まじめに受け取られなくなっている。これ以上さらに拡張子の種類が増えれば、混乱が一層増幅されて、人びとはついに、拡張子不感症になってしまうはずだ。
人びとは拡張子を有意情報と見なさず、むしろ検索エンジンを使って目的サイトを探すだろう。今では、ドメインのフルネームで検索をする人が多い。ぼくも最近は、広告などで見たURLをブラウザに直接入力することはない(社名をGoogleで検索したほうが速い)。自分の目的にいちばん合ったサイトは、ドメインの拡張子からではなく、検索の結果から分かる。検索はいずれ、ユーザの所在位置や質問の意味にまで配慮するようになるから、URLよりも検索の結果のほうがはるかに有意な情報になるだろう。
そうなるのも時代の成り行き…良いドメインネームはもう品切れなのだ。スタートアップや中小企業はスクワッターに払う金がないから、無意味で印象の弱いブランド名で我慢しがちだ。でも、みんながURLに頼らず検索を使うようになれば、どんな平凡な名前でも不利にはならない。
ただしドメインネームのスクワッティングは完全にはなくならない。.comドメインは相変わらず法外な値段でで売られ、今の.comや.net並に人気の高い新しいドメイン拡張子もいくつか現れるだろう。でも、Webがもうすぐ“とらえどころがないほど広大でお金のかかる場所になる”という考え方ははっきり言って誤解だ。もちろん今よりは大きくなるが、Googleが対応できないほどの大きさになることはありえない。
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(翻訳:hiwa)




