Archive for 1月 2009
by Robin Wauters on 2009年1月29日

Adobeは同社のクロスプラットフォームのRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)のランタイム、Adobe AIRのインストール成功回数が1億回を記録したと発表した。またAdobeはFlashプレイヤーの最新版(v10)が、リリース後、わずか2ヶ月で世界中のコンピュータの半数にインストールされたとしている。

発表の舞台となったのは、AIRの公式リリース後、1年を経ずに日本で開催されたイベント、Adobe MAX Japanだ。

Millward Brown社の調査によると、AdobeのFlashプレイヤー10は世界のコンピュータの55%にインストールされており、さらに次の四半期末にはインストール率は80%になるという。またインターネットに接続可能なコンピュータの99%以上に、いずれかのバージョンのFlashプレイヤーがインストールされていると言われている。

by John Biggs on 2009年1月29日

新しいOLPC 2.0ネットブックの初めての写真がこれだ。実際に製品化されるかどうかは分らないがTariq KrimとMichaelがダボスで今日実際に見かけた。

新しいモデルはこれまでのOLPCに代わるもので、両面がタッチスクリーンになっている。実際に製造されるかどうか問題があることは明らかだ。

by Erick Schonfeld on 2009年1月29日

Glam MediaがインドのムンバイのスタートアップAdaptiveAdsを買収した。ここは、企業が求める消費者特性(たとえば“24歳から40歳までの女性でファッションに敏感な美人”)に応じて、ディスプレイ広告のターゲットを絞り込むサービスを提供するサイトだ。同サイトは、その文脈対応型ディスプレイ広告をBrandWordsと呼んでいる。これからは、Glam AdaptAdsという社名になる。

広告のターゲットを特定することに加え、AdaptiveAdsはセルフサービス広告のサーバを広告代理店に提供し、また“ブランドロイヤリティ”の追跡と報告のためのツールも提供している。

by Erick Schonfeld on 2009年1月29日

comScoreの推計では、合衆国で2008年12月に行われたすべての検索クエリの63.5%がGoogleだった。2008年1月が58.5%だったから、Googleの市場占有率は堅実に伸びたことになる。しかし市場占有率の数字からは、検索の絶対数の伸びと、その伸びのすべてをGoogleがさらってしまったことが分からない。

上のグラフを見ると、そのことが一目瞭然だ。これはcomScoreの2008 Digital Year In Reviewからの引用で、5つの大手検索エンジンで捕捉された検索クエリののべ数とシェアを示している。Google(紫の線)以外はすべてフラットであることが、印象的だ。昨年の合衆国の推定検索総数1370億のうち、850億がGoogleで行われた。

by Erick Schonfeld on 2009年1月29日

Webの上位100サイトの中で、2008年にもっとも成長したのはどこだろう? 今準備中で明日(米国時間1/29)発表されるThe comScore 2008 Digital Year In Review(ユーザ登録はここ)で、comScoreは2008年における前年比成長率の高かった上位20社を挙げている。選ばれたのは、上位100の大きなサイトからだ。それが上のグラフだが、何の成長率かというとユニークビジター数だ(なお、上位10の大きなサイトのうち、eBayだけが2007年より減少している)。

成長が大きい原因のほとんどは買収だ(CBSはCnetを取得し、Everyday HealthはRevolution HealthとDrugstore.comを買収、JPMorgan Chaseは近くWashington Mutualを買収する)。また、Break MediaやGlam Mediaのようにトラフィックの相互乗り入れや業務提携による成長もある。

by Jason Kincaid on 2009年1月29日

仮想カスタマサポートエージェントを開発しているVirtuOzが、Mohr Davidow Venturesがリードし、Galileo PartnersとEric HahnのInventures Groupが参加した$11.4M(1140万ドル)のシリーズB資金調達ラウンドを完了した。同社の“仮想エージェント”は要するにインテリジェントなチャットロボットで、ユーザを手取り足取りして案内し、営業やヘルプやサポートに関する質問に自動的に答えていく。仮想エージェントはチャットをするアバターとして表示され(下の画像参照)、しかもとてもリアルなので、同社によれば顧客の69%は最後に”Goodbye”と言うそうだ〔日本語なら「どうもありがとう」か〕。

by Jason Kincaid on 2009年1月29日

ユーザがFlashを使った高級なオンラインスクラップブックを作れるサイトScrapblogが、DisneyのSteamboat VenturesとLongworth Venture Partnersが仕切る$4M(400万ドル)の資金調達ラウンドを完了した。これでScrapblogの総資本は$7.5M(750万ドル)になる。

Scrapblogが提供しているオンラインエディタを使ってユーザは、テキストや画像、カラフルなテーマ、などなどのパーツでスクラップブックを飾れる。さらにそれを、Web上で共有化したり印刷することもできる。同社は2006年に本誌が紹介し、一時オフラインになっていたが、2007年3月に再開した。今では登録ユーザ200万に成長し、スクラップブックの総ページ数は400万以上に達する。同サイトは、Disney、Discovery、Photobucket、ABCなどのメジャーなメディアサイトと提携している。

by ゲスト ライター on 2009年1月29日

Googleは今日(米国時間1/28)、インターネットのプロバイダがユーザのブロードバンド接続を、特定のアプリケーションをブロックしたり減速することによって妨害していないか、ユーザ自身が調べることのできるツールを一般に提供すると発表した

明らかにネットワークの中立性をめぐる議論に火をつけると思われる動きの一環として、同社は、New America FoundationおよびPlanet Labsと協力してMeasurement Labの開発を今後も進めていく。これは、研究者たちがブロードバンド接続に関する情報を見つけるために利用できるオープンソースのプラットホームだ。

by Robin Wauters on 2009年1月29日

これは、最近の一つの傾向のようだ。

昨日(米国時間1/27)はiPhoneアプリケーションMindMakerが買収されたことを報じたが、今日はCoupons IncがiPhone/iPod Touch用のライフスタイルプログラムとしていちばん人気のあるGrocery iQを買収したことを知った(iTunes App Storeのリンク)。

by Erick Schonfeld on 2009年1月29日

「バイラル」ヒデオといえば奇抜で出所不明なのが普通だ。ウェブの時代精神を何かしら捕えていて、その殆どにダンスが入っている。しかし、バイラルビデオの成功にリピートはあるのだろうか。結局、有名スターも出ていなければ多額の宣伝費もない。常識に従えば一回限りの夢だ。しかし、ビデオが十分にヒットすれば、それ自体が続編の宣伝媒体になる。

一例としてEvolution Danceを見てみよう。YouTubeで史上2番目の人気ビデオだ。2006年4月以来、1億1200万回再生されている。元気をくれるナレーターJudson Laipplyが、過去数十年から集めたダンスの動きをメドレーで送る。私個人としては全編通して見るのはつらいと思ったが、多くの人を魅了するものであることは間違いない。Laipplyが続編のEvolution of Dance 2(下に貼ってある)をアップロードしようと決断したほどだ。

この続編、YouTubeに2009年1月9日に載ってからわずか3週間しかたっていない。しかし、すでに300万回以上再生されている。人気上昇の様子を分析した Visible Measuresによると、Evolution Dance 2は、1日に19万ビューを獲得している。実はこれ、前作の13万ビュー/日を超えている。

by Robin Wauters on 2009年1月29日

Techmemeに載る新しい方法」がある。それはTwitter、聞いたことある?

必要なことは、このマイクロ共有サービスで「Tip @Techmeme」または「Tip @TechmemeFH」で始まるメッセージを送るだけ。ウェブ全体からニュースを集めるこのTechmemeは、サイトに載せるに値する記事がどれかを見極め、リンクやニュース間の関係も見つけて、その記事を数多くのハイテクマニアや専門のニュースレポーターのために掲載する。これであなたのTwitter IDもクレジットされる。

もちろんこれは、最近Techmemeが人間編集者を雇ったことによる直接の結果であり、そのためにこの人気サイトはニュースの完全自動化を断念している。

by ゲスト ライター on 2009年1月29日

AOLが、現在の全従業員の10%にあたる約700名を解雇する。低迷する経済と広告収入の減少によるもので、同社に確認済みだ。

AOLには全世界で7000人の従業員がいる。本件をわれわれのレイオフ追跡チャートに加えた。全社宛に配られたメモ(下に引用)でAOLのCEO Randy Falcoは、レイオフは今後何四半期かにわたって行う予定であり、米国内の削減は3月中に終えると言っている。2009年の能力給の昇給も凍結すると付け加えた。

by Erick Schonfeld on 2009年1月29日

ニューヨークタイムズの広告を巡る状況は何ら好転していない。同社は本日(米国時間1/28)第4四半期の収入を発表した。広告収入は13.1%減少して$1.8B(18億ドル)となっている。このうちInternetからのトータル(NYTimes.com、Boston.com、およびAbout.comなどをまとめたもの)は$81.9M(8190万ドル)に過ぎず、こちらも3.5%減少している。

ニューヨークタイムズ社における年間収入を見ても、インターネット広告によるものは12%に過ぎない(昨年についてみると3億900万ドルで9.3%の伸びとはなっている)。しかしウェブ上で最も巨大なメディアサイトのひとつとして君臨する同社には先導者としての役割を期待したいところだ。

ニューヨークタイムズ社は昨年11月にインターネット広告収入が初めて減少したことを報じた(3.8%減少した)。TechCrunchではこれを炭坑のカナリアとして記事にした。12月にも事態は悪化。インターネットからの広告収入はさらに12.7%の大幅減少となった

by Jason Kincaid on 2009年1月29日

BuzzGainは、ユーザーが人間関係を仕切り、自社製品の世間での認識を把握するための新しいサービスで、このたび公開ベータを開始した。このサービスの目的は、中小規模の会社が、ウェブやTwitterなどのソーシャルチャネルで自社製品がどう語られているかを分析し、ネット上の「インフルエンサー」たちが、どのようにやりとりしているのか見極めるのを手助けすることにある。ほかにも、数千種のニュースソースや、数百本のブログを追跡してどの情報源に何が書いてあるのかをユーザーに知らせ、自分の製品紹介に関心のないライターのところに何度も足を運ばなくてもよくしている(質の悪いPR会社は、手持ちのあらゆるメールアドレスにリリース文をばらまくだけ)。

サービスは、Listen(聞く)、Learn(習う)、Analyze(分析)という三つのタブに分かれている。いずれも読んで字のごとし。Listenタブは、主として指定した追跡したいキーワードを検索する(例えば、最近発売した製品名を探して、苦情がないかをみる)。Learnタブは、自社キャンペーンのキーワードに関係のあるコンテンツを載せたニュースサイトやブログ、Twitterユーザーなどの一覧を提供する。Analyzeタブは、Senti-Metricsが開発した技術を用いて、検索語がウェブでどれだけ話題になっているかを示す図表を作る。ほとんどの検索は自動的に行われるが、BuzzGainは編集チームも持っていて、データベースの項目が当を得たものであることを確実にしている。

by Erick Schonfeld on 2009年1月29日

種々の行動をオンライン化することによって、プライバシーは減じていく。これは言うまでもなく当然のことだ。しかもこの問題は時を経るに従って深刻になっていく。フィッシング詐欺詐欺師、個人情報を騙る連中の危険に身を晒すことなくソーシャルネットワークやブログ、YouTube、Flickr、Twitter、FriendFeedなどを使うことはできなくなってきている。データプライバシーの日である本日、このことについてちょっと考えてみても良いだろう。

マイクロソフトでプライバシー・ストラテジストのチーフを務めるPeter Cullenとこの件について話をした。人々は自分のプライバシー問題について、奔放に振る舞いすぎており、プライベートなデータを扱う企業も人々の動向に十分対応できる対策を採っているとは言えないという話だ。Cullenは次のように述べた。

情報というのは価値を流通させるだけではなく、犯罪行為をも流通させるのです。

by ゲスト ライター on 2009年1月29日

元経営ビジネス戦略コンサルタントで、12月初めにレイオフされたChris Hutchinsは、この窮地と全般的に低調な経済の中で最善を尽そうとしている。自分が大量にレイオフされた人たちのひとり(8月以来、22万4000人以上の従業員がハイテク分野で職を失った)にすぎないと悟ったHutchinsは、サンフランシスコ・レイオフキャンプを開催しようと決意した。これは“bar camp”スタイルのイベントで、自主運営のネットワークリソースや、スタートアップ・インキュベーターとして、またサンフランシスコ近郊で最近失職した人たちのために力を合わせて対処する場になることを願っている。

Hutchins(24)は、昨今のレイオフの波に触発され、失業者コミュニティーを構築し、「レイオフされた後の生活を考えなければならない人たちのためのリソースを作る」ことを思いたったと語った。同氏は参加者のために求職求人イベントをスポンサーしたいと考えているが、この経済状況で実際に人を雇う雇用者を見つけることについては、慎重ながらも楽観的だ。

by Michael Arrington on 2009年1月29日

世界中の政治、ビジネス、有識者のリーダーたち(および私とRobert Scobleも末席に名を連ねている)の集う間違いなく最も高名な会議である世界経済フォーラム(ダボス会議)がスイスにある小さなスキーリゾートの街ダボスで公式に開幕した。今年は96ヵ国から2,500人の参加者が参加し、昨年を約500名上回っている。政府首脳陣についても過去最高となる40名が参加している。但し、今年はあのロックスターは参加していない。

今年のテーマは「危機後の世界の形成」で、これから数日間に渡って開かれる数多くのセッションのほとんどが、世界の経済危機についてのものとなる。

世界経済の状況はまだまだ悪化し、過去数世代を振り返っても最悪の状況の直面することになるということが、参加者間でのコンセンサスとなっている。話を聞いた数人のCEO(大企業のCEOはほとんど会議に出席している)は、今後訪れる経済的ショックに脅えきっているようだった。この会議に参加することはすなわち、心配を共有することのできる人々と共に過ごすということでもある。

by Robin Wauters on 2009年1月29日

CoverItLiveは、カンファレンスや企業の業績発表の電話記者会見などのライブイベントのリアルタイムブロギング用ツールとして、もっとも多機能なものの一つだろう。CoverItLiveはこのほど、現在の投資家である非公開の株式ファンド、Flagstone Capitalと著名な投資家・起業家のPaul Kedroskyからさらに$1.2Mカナダドル(100万米ドル)の資金を調達した。

同時に、CoverItLiveはCiL Enterpriseと呼ばれる収益化を狙うサービスを地味にリリースした。これはニュースサイトの運営者などプロ向けに機能を付加したサービスで、複数のライターが同一のイベントを報道することができる。このエンタープライズ版は当面、まだ無料だが、数ヶ月後をめどに、月額$50から$500の利用料金を設定する。

by Robin Wauters on 2009年1月29日

Bemba Mediaはオランダのスタートアップで、 ユーザーがブックマークの内容をウェブ上、ことにSNS上で手軽にかつ正攻法で共有することができるよく出来たブラウザ・プラグイン/ブックマーレットを提供してきた。しかしBemba Mediaは閉鎖が決定された。本日(米国時間1/28)をもって新規ユーザーの受付が停止され、サイト自体も2月8日に完全に消滅する。

by Michael Arrington on 2009年1月29日

3ヶ月前にSteve CaseのRevolution Healthが$100M(1億ドル)かそこらで(ベンチャー資金、$200M(2億ドル)を調達した)Waterfront Mediaに売れた。統合の動きはさらに進行中で、今日(米国時間1/27)、HealthCentralが、われわれが2007年初めに紹介したWellsphereを買収した。正式発表は水曜になる予定。