Mochi Mediaは、今急速に伸びているFlashゲーム用の広告ネットワーク兼支払いプラットホームで、先週本誌も記事にしたが、現在、社運を賭(と)した内部抗争の渦中にある。
同社には今、買収のオファーがあり、成立すると投資家のAccel PartnersとShasta Venturesには最初の投資額である$14M(1400万ドル)が戻るが、ほかには何も得られない。ファウンダも社員も、会社を売って得るものはない。
Mochi Mediaは、今急速に伸びているFlashゲーム用の広告ネットワーク兼支払いプラットホームで、先週本誌も記事にしたが、現在、社運を賭(と)した内部抗争の渦中にある。
同社には今、買収のオファーがあり、成立すると投資家のAccel PartnersとShasta Venturesには最初の投資額である$14M(1400万ドル)が戻るが、ほかには何も得られない。ファウンダも社員も、会社を売って得るものはない。
Sense of Fashionというイスラエルのサイトでは、インディー(Indie,独立個人)のファッションデザイナーたちが自分の作品を陳列でき、消費者はまだ無名のデザイナーたちの新作をここで買うことができる。このサイトにはソーシャルな機能もあり、消費者ユーザがファッション関連のホームページを作って自分のお気に入りの服やデザイナーを写真入りで紹介できる。デザイナーは同様に、「自分の店」をページとして持てる。
このサイトは、新しくておもしろいファッションのためのマーケットプレイスで終わりたくないという野望を持っている。買い手と、デザイナーと、流行の仕掛け人たちを結びつけたいのだ。デザイナーは、消費者ユーザのファッションホームページを見て、その写真やコメントなどから未来のお客の要望や好み、センスなどを学ぶことができる。つまり消費者ユーザは、未来のお客様だ。消費者ユーザは、このサイト上のほかの消費者ユーザと対話できる。たとえばこのサイトには“Fashion Emergency”〔仮訳: お急ぎファッション〕という機能があって、どれを買おうか/着ようか迷っているときに、サイト上の友だちからアドバイスをもらえる。
明日(米国時間6/30)YouTubeは、同社の一連の広告製品にとても重要な新機能を加える。それはとくに、政治家、企業や製品、慈善団体などにとって重要な意味を持つだろう。これからその新機能を説明するが、ほとんどの読者が、そんなの前からあったんじゃない?と思うかもしれない。
その製品の公式名はCall-To-Action Overlay(アクションを惹起するオーバレイ)で、通常の広告と同じぐらい単純な仕組みだ。それは、今見ているページの上に出る(オーバレイされる)半透明なポップアップで、その中に別のWebサイトのリンクがある。たとえばぼくなら、TechCrunchのビデオの上にそのオーバレイを置いて、ユーザにそのビデオに関する記事を読ませようとするだろう。というわけで、きわめて簡単な仕組みだ。
先月本誌は、Microsoft OfficeとGoogle Docsをダイレクトに結びつけ、デスクトップのファイルを自動的にクラウドに保存できるプラグインOffiSyncを取り上げた。このプラグインは好評で、これまでに5万回以上ダウンロードされた。そして今日(米国時間6/29)同社が発表した新バージョンは、Officeをよく使うユーザにとってさらにぐーんと便利になったようだ。
最大の新機能は、テキスト検索と画像検索の統合化だ。Officeにはクリップアートのディレクトリがあるが、どの画像もあまりぱっとしないので、ぼくなんかいつもGoogleの画像検索(Google Image)に直行する。ところがOffiSyncの新バージョンを使うと、Officeの中からGoogle Imagesの検索ができるのだ。しかも、画像を色やサイズや使用権のタイプで選り分ける高度な機能もある。気に入った画像を見つけたら、’Insert’をクリックするだけでその画像が今カーソルのある場所に現れる。さらに、ブラウザを内蔵していてテキストについてもこの機能があるので、引用したいテキストをセレクトしてやはり’Insert’をクリックすると自動的にコピペが完了する。
DiggのファウンダーKevin Rose、Founders FundのパートナーSean Parker、そしてイスラエル屈指のエンジェル投資家Yossi Vardiが、第3回TechCrunch50カンファレンスのエキスパート・パネルに帰ってくる。9月14~15日に、サンフランシスコで開催される。われわれが集めたエキスパートたちが、当日デビューするスタートアップ50社を審査し、グループ毎に行われる壇上デモについて、一社ずつ討論する。Yossi、Sean、Kevinの3名は昨年も参加したエキスパートで、多くの要望を受けてRoelof Botha、 Marc Andreessen、Marissa Mayerらと共に今年も帰ってくる。新規、再登場ともに、すばらしいエキスパートの面々を揃えるつもりで、今後数週間のうちに追加の審査員を発表する予定だ。
TechCrunch50でデビューして、壇上で専門のアドバイザー相手に売り込みしたいという新しいスタートアップがいたら、6月30日(米国時間)までに申請書類を提出してほしい。もう明日の晩だ。(50社が決まるまでの間は申請を受け付けるが、期限内に申し込んだ会社を先にレビューする)。
本カンファレンスの詳細はこちら。TechCrunch50は、2日間に50社の新しいスタートアップがデビューするアクション満載のカンファレンスで、会場は昨年2000人近い参加者を収容した巨大かつ美しい施設、San Francisco Design Center。
イベントのチケットはこちらで購入できる。協力:Eventbrite(6月30日までは、特別早割あり)。
詳しくはTechCrunch50ブログで。
【日本語版編集部より】日本からの参加も歓迎。昨年のTechCrunch50 2008には、日本から3社が参加しました。
スティーブ・ジョブズが正式に復帰した。Apple広報室の発表による。最近肝臓移植手術を受けたことを、Wall Street Journalにすっぱ抜かれたが、記事が出たのは都合よく、金曜日の晩、市場が閉じた後だった。先週ジョブズはAppleのキャンパスに戻ったところを目撃され、プレスリリースに引用まで掲載されていた。今日(米国時間6/29)Appleは、ジョズブが業務に復帰したことを強調し、ABC NewsからBloomberg、New York Times、Reutersまで複数の報道機関に対して、全く同一文面の声明を送った(広報担当のSteve Dowlingの名前があるものと、そうでないものがある)。
スティーブが復帰しました。ジョブズは週の何日かをAppleで過ごし、残りは自宅で仕事をしています。この復帰を社員一同大変喜んでいます。
先週末YouTubeが開設した新チャンネル、Reporters’ Centerは、市民ジャーナリストやそれを目指す人たちに、「デジタル時代」のニュース報道のやり方を教育する格好の場となりそうだ。この新しいチャンネルでは、一流ジャーナリストやメディアのエキスパートたちによる、よりよい報道のためのヒントやアドバイスの入った教育用ビデオが公開される。
これまで同チャンネルには34本のビデオがアップロードされており、Facebookのマーケティング担当ディレクター、Randi Zuckerbergが、弟が共同設立したあのソーシャルネットワークでYouTubeビデオを最大限に広める方法、について8つのヒントを語っている。
Twitterがウェブでの会話の中心地になるにつれ、各サイト固有の会話をTwitterに組み入れるツールが出てくるようになった。その一つがTweetboard、どんなサイトにでもTwitterベースのフォーラムを作ることができるというサービスだ。サイトにTweetboardのコードを埋め込むと、画面にタブが現れ、Twitterに(OAuth経由で)ログインするだけで、フォーラムでの議論に加わることができるようになる。会話はすべてスレッド化され、コメントはTwitterにも表示されるので、特定のやりとりに大勢のオーディエンスを引き込める可能性もある。
Twitter本体で会話を追うのが難しい理由の一つが、議論に対する返信がスレッドにならないことだ。Tweetboardでは、との議論もスレッド化されネストされていく。FriendFeedやFacebookと似ている。サイトオーナーはTweetboardを設定する際に、Twitterの個人アカウントを使っても、Tweetboard一つ毎に新規アカウントを専用に作ってもよい。
BBC Magazineの記事に掲載されたソニーのウォークマンの写真には、なんだか懐かしい気持ちにさせられた。ただ記事を読むと懐かしいというよりも、大笑いしてしまった。BBC Magazineは13歳のScott Campbellに1週間の間彼のiPodとウォークマンを交換させてみたのだ。そしてCampbellが、この今となっては30年前に発売された装置についての感想を記しているのだ。
Campbellは、この地味な配色のポータブル音楽プレイヤーを彼の時代のデジタルメディアプレイヤーと比較して、デカくて重くてダサイと適切に評価している。
この「デッカイ箱」の後ろには、「ベルト取り付けようのクリップ」なんてものが付いているんだぜというところから始まっている。
Update:尚CampbellはCrunchGearのインターンのひとりだ。
先週初め、ニューヨークタイムズは記者のDavid Rohdeがタリバンの収容所から脱出したと報じた。Rohdeはこの7ヵ月間にわたってタリバンの人質となっていたが、メディアはこの件につき沈黙を守っていた。ニューヨークタイムズとWikipediaの協力により、無事脱出するまで情報を公開しないようにしていたのだ。
2008年11月、Rohdeは地元記者のTahir Ludinおよび運転手のAsadullah Mangalとともに捕らえられ、タリバンの人質となっていた。しかし脱出が無事成功するまで、ほとんどのメディアは本件につき沈黙を守っていた。ニューヨークタイムズが35のメジャーなニュース企業に対して本件を報じないよう依頼したからだが、これはRohdeの人質としての価値を上げないようにと考えて行われた措置だ。背景には、Rohdeが人質となったことを報じれば人質としての価値を高めてしまうことに繋がり、釈放に向けての努力が困難になるという考えがあった。35のニュース企業に報道を自粛してもらうのは、さほど難しいことではなかった。しかしWikipediaの利用者が本件を記事にしないようにするのには難しい面もあった。
人間というのは暴徒に加わりたいという衝動を感じる瞬間があるものだ。たいての人は自分が暴徒に加わったり、逆に、なんらかの理由で暴徒に迫られた経験が一つや二つあるものだ(私も大学時代に両方を経験している)。インターネットというのはバーチャル暴徒を作りだすのにおそろしく好適な環境だ。しかもわれわれは不吉な未来を予感させるような2つの傾向に直面しつつある。一つはリアルタイム・コミュニケーション・プラットフォームの登場によってオンライン暴徒の群れがはるかに効率的に作り出されるようになったことだ。そしてもう一つは、そうしたバーチャル暴徒の群れに実名を晒して参加する人間が増えていることだ。オンライン・テクノロジーは社会や文化が消化し、対応できる速度をはるかに超えて発達を続けている。このままではやがてなんらかの破局が来るのは必然だ。
この小論で、私はFriendFeedを取り上げた。このサービスが身勝手な正義を求めて荒れ狂うバーチャル暴徒にとってもっとも住み心地がいい楽園となっているからだ。以下で理由をさらに詳しく説明するつもりだが、まず最初に私はFriendFeedを梅毒という病気と比較してみたい。15世紀に新大陸からヨーロッパに持ち込まれた当初、梅毒は恐るべき急性の病気だった。今日では、梅毒で患者が死亡するまでには長い年月がかかるし、抗生物質によって容易に治療が可能だ。しかし1500年代には梅毒はわずか数か月で100%が死ぬ恐ろしい病気だった。
梅毒は当初人をあまり速く殺し過ぎた。死んでしまった患者はもうそれ以上感染を広めることはできない。そこで病原体は犠牲者を長く生かしておくように進化した。
今日のFriendFeedは1495年の梅毒に似ている。このサービスはもっと危険性を減らすよう進化しない限り、やがて自滅するだろう。
本来こういうことは起きないはずだと思われてきた。なぜならFriendFeedは匿名掲示板ではないからだ。
最大最高のネットワークを持つベンチャー投資家は、最高の結果を生み出しているのか。数年前にYael Hochberg、Alexander Ljungqvist、Yang Lu titledの3名が書いた「Whom You Know Matters: Venture Capital Networks and Investment Performance(誰を知っているかが問題:ベンチャーキャピタル・ネットワークと投資の成績)」という学術論文によると、そういうことのようだ。著者らが過去のベンチャーの見返りを調べたところ、「ネットワークに優れたVC会社は、有意に優れた投資実績を得ている」ことがわかった。各社のポートフォリオにあった会社のうち、IPOまたは買収によってExitした会社の数を、成功の指標にしている。
この研究では、あるVC会社のネットワークの定義を、投資ラウンドで共同出資したことのある他の全VC会社数から成るとしている。共同出資者が多いほど、そのVCのネットワークは優れていることになる。そしてネットワークが多いほど、全体の見返りも大きい。VC会社のネットワークの大きさと、見返りの大きさとのこの相関は、契約案件や人材、アドバイザー、潜在顧客、見込みExitなどの情報へのアクセスと何らかの関係があるのかもしれない。
これが正しいとすれば、現在最も繋がりが多いベンチャーキャピタル会社とエンジェル投資家は誰だろうか。バイオインフォマティクスを学ぶ大学院生、Vijay Dondetiが、CrunchBaseに登録されている2006年~2008年に3300件のスタートアップ投資ラウンドに参加した投資会社2700社を対象に、Hochberg論文の分析を適用した。各投資会社について、他の投資会社とどれだけよく繋がっているか、その共同出資会社がどれだけ他の投資会社と繋がっているかをスコア化した。Dondetiがこう言っている、「要約すれば、高いスコアを得るためには、頻繁に共同出資を行い、その共同出資者もまた頻繁に共同出資している必要がある」。
それでは、どのベンチャー投資家が最高のネットワークを持っているのだろうか。
1.マイケル・ジャクソン死亡の重みに耐えかねウェブが倒壊(6/26)
2.[CG]マイケル・ジャクソンのステージで使われた不思議な仕掛け(6/27)
3.GoogleがWeb全体のスピードアップにいよいよ本格的に着手, 一社だけではできないと強調(6/24)
4.[CG]iPhone 3.0でテザリングを可能にする方法(6/18)
5.GoogleがiPhone/Android用AdSenseの公開ベータを開始(6/25)
6.衝撃の事実: アメリカは今もハイテク教育に失敗している(6/26)
7.GmailのiPhone版にスワイプが付いて、またアプリ風になった(6/24)
8.Hottest Girls登場―とうとうiPhoneにヌードが許可された!(6/26)
9.大画面iPod Touch、2009年秋デビューへ(2008/12/31)
10.Bingは最高のエッチ系検索エンジンだった(6/2)
※ 週間人気コンテンツランキングは、期間中のパーマリンクのアクセス数をもとに順位づけしたものです。
新聞業界を救済すべく最近提案された数々の見当外れのもくろみ(少額支払い!、やGoogleのせいだ!)の中でも、Richard Posner判事の提案には、まさしく開いた口がふさがらない。著作権付コンテンツへのリンクを禁止すべきだそうだ。
断わっておくが、PosnerはAP通信(この会社もリンクに関して妙な考えを持っている)の社員ではない。この人は(ふだん)現代で最も優れたリーガルマインドの持ち主である。Posnerはシカゴの米連邦控訴裁判所判事にして法学者であり、一時は最高裁判官候補とも目されていた。誰よりも物事を知っているベき人物である。
いまや地球上のあらゆるところでTwitter現象が見られるようになった。日本もその例外ではない。日本ではギークたちが積極的に参加しているのが特徴だ。(英語以外では日本語が唯一Twitterで可能な言語だ。)
その証拠に今日、Koressプロジェクト[注]のメンバーのギークたちが「秋月パルス」を公開した。心臓の心拍数を自動的にTwitterの投稿するデバイスだ。[注:パソコン・ケータイの次ぎにくる第3のネットデバイスというコンセプト]
ジャンプのあとに動画あり。
Swoopoが登場してしばらくになる。Swoopoは、オークションとカジノ風の仕組みをあわせて「エンタテイメント・ショッピング」のサービスを展開している。サービス開始は2008年末で、このたびAugust Capitalによる$10M(1000万ドル)の投資ラウンドを完了し、サイトの利用者数は200万人に達している。また、いつのまにかカナダ版も始めていて、ドイツ語版サイトでは、入札権の購入に使った金額を商品購入に充てることのできる「buy it now」機能もテスト中だ。
Swoopoをご存じない方のために説明しておこう。このサイトでは、まず入札をするために75セントの入札権を購入する必要がある。入札権を購入した後、ビデオゲームからハイエンドテレビにいたるさまざまな商品に対して入札を行うことができる。入札をすると、その商品の価格が15セント上がって、オークション継続時間が20秒間延長される。商品はたいてい市場価格より低価格で落札される。しかし入札者側にもリスクがある。すなわちある商品に入札を行うと、オークション終了後にも入札権購入に支払った75セントは戻ってこないのだ。
なかなか笑えるオンラインのグリーティングカードを作っているSomeecardsについては、少し前に記事にしている。その記事にも書いたとおり、Someecardsは動画版カードの提供を始めた。そしてもちろん、上々の出来だ。
動画版のカードの方も、Someecardsらしく単色の背景を使っている。従来のイラスト版カードでは、この背景に白黒のイラストを組み合わせていたが、動画版では寸劇がフィーチャーされている。まず登場したのはMichael Ian BlackとMichael Showalterという二人のコメディアンで、Michael & Michaelというコメディセントラルの新番組をプロモーションするためのものだ。
(ジャンプ後、音声付き動画が自動再生されます)
他の主要なウェブサイトも同様だが、昨日、Googleもマイケル・ジャクソンの死に関する情報を探す人々の大波にのみ込まれた。 上のグラフはマイケルに関する検索量を時系列で表したもの。太平洋時間の午後3時を少しまわったあたりにピークが来ているのがわかる。世界中の人々がスーパースターの運命を知ろうとネットに殺到した瞬間だった。
Google blogにさらに詳しい記事がある。
アップデート:
上と同時間帯で、Facebookに投稿されたマイケル・ジャクソン関連記事のグラフを下に掲載した。
TechCrunchにはMicrosoftの新しい検索…いや、発見…それとも意思決定エンジンだったか、ともかく、Bingのファンが大勢いる。Bingはある種の検索に対してはGoogleよりも優れた結果を出す。しかし、だからといって一般ユーザーがGoogleから大挙して乗り換えるようにはなっていない。ユーモアサイトのCollege Humorが作った以下のパロディービデオがそのあたりの事情をうまく説明している。
“Bingを使えば、より速く正確にググれます。そしてググった結果はいちいち目的のページに移動しなくても即座に表示されます。Bingはユーザーが何をググりたいか正確に理解します。”〔ジャンプの後にビデオあり〕
数年前、PayPalとSlideのファウンダーとして名高いMax Levchinが私にこう語ったことがある。「シリコンバレーには2種類の起業家がいる。一方は明確なビジョンをもって未来を見通し、画期的なアイデイアで新しい市場を創造するタイプ。もう一方はひたすら努力して製品の作り込みの改良を続けるのが得意なタイプだ」。そしてLevchinは自分自身を後者のタイプに分類した。なるほど、Slideの成功の要因は、RockYouのようなライバルから良いアイディアをいただいて、巧みに改良を加えたところにあったかもしれない。LevchinはBloggerとTwitterのファウンダー、Evan Williamsを真のビジョンを持つ起業家だと言った。当時Twitterは一部のギークだけが注目する小さなサービスに過ぎなかった。しかしLevchinは、多くのWeb2.0スタートアップの中で、Twitterだけが今まで試されたことのない画期的なサービスだと見抜いていた。
Twitterが今日これほどもてはやされていることを考えると、もし「成功のために重要なのはビジョンか作り込みか?」というアンケートをしたら、ほとんどの回答者がビジョンと答えるような気がする。しかしLevchinがその話をしたときにはっきりと認識していたように、実はビジョン派はシリコンバレーではひどい目に遭う可能性の方が高い。
音楽産業を根本的に変えたのはNapsterだった。しかしそれによって儲けたのはiTunesだ。ソーシャル・ネットワークのパイオニアはFriendsterだ。Friendsterが創立された頃、FacebookのMark Zuckerbergは大学に入ってさえいなかった。