オバマさんの2009年年頭の誓いはネット上の声、声、声々々々から
by Erick Schonfeld on 2009年1月2日

Barack Obamaの大統領としての新年の誓いは何であるべきか? 彼の就任前WebサイトChange.govには、1月1日現在で78,846人から56,574の質問が寄せられ、Diggふうにその順位を決める投票は3,349,920票集まっている(今も増え続けている)。彼は何よりもまず、ここをしっかり見るべきだね。

Change.govサイトは、彼の「オープンガバメント」〔試訳:開かれた政府〕思想の一環として、そのOpen for Questions〔試訳:なんでも質問してね〕の部分がGoogle Moderatorで実装されている(質問や投票をするにはGoogleのアカウントが必要)。

以下は、経済、国防、科学技術、保健医療などいろんな話題をめぐって寄せられた質問のトップテンだ。Obamaの新年の誓いは、まず、これらの質問に答えることだね。

1. “緊急援助以外に雇用を維持する方法はあるか?”(経済)

2. “化石燃料中毒を断ち切る方法は?”(経済)

3. “イラクとアフガニスタンからいつ撤兵を開始するのか? 家族にも兵士自身にもストレスが大きいし、離婚も増えている。”(外交)

4. “イスラエル-パレスチナ問題を公平に解決するための外交施策は何か?”(外交)

5. “政府が国民を恣意的に盗聴するのを止めさせるために”Terrorist Surveillance Program” (TSP)(テロリスト監視計画)を改定する気はあるか? 憲法修正第4条は今後尊重されるのか? それともさらに形骸化されるのか?”(治安)

6. “ドラッグとの戦いは惨敗続きだ。負け戦に何十億ドルもつぎ込んでいる。刑務所に入るべき人たちが野放しになっているのに、全国の刑務所はどこもお呼びでない人びとで超満杯だ。この大問題を解決するために何をするか?”(治安)

7. “アメリカの次世代が世界的な科学者や技術者になれるために、何をどうする気か?”(科学技術)

8. “選挙演説でObama氏は、政府にCTO(Chief Technology Officer)を置くと言った。たいへん良い考えだと思うが、それについてさらに詳しく聞きたい。また、これに関してわれわれ国民が助力できることはあるか?”(科学技術)

9. “No Child Left Behind Act〔試訳:学習遅滞者発生防止法, 落ちこぼれ抑止法〕はみじめな失敗だ。適切な資金の裏付けのある真の教育関連法、児童生徒を試験のために教育するのではなく、全生涯にわたる創造的学習者に育てるための教育法をどうやって作り出すのか?”(教育)

10. “収入や雇用状態に左右されず誰もが受給者になりえる、健康保険の真の国民皆保険をどうやって実現するのか?”(保健医療)

さらに、こんな質問も:

1. “処方薬が高すぎるのをなんとかして!”(保健医療)

2. “大学の授業料を税の控除対象にする気はないのか?”(教育)

3. “Net Neutrality(ネットの中立性)の法制化は緊急の課題だが、これに関しObama政権の方針は?  人類史上最強のネットワークが危機に瀕しているのだから、月並みな決まり文句は言わないでほしい。”(科学技術)

4. “石油や天然ガス業界への補助を中止または削減して、代替エネルギー源にそのお金を振り向ける計画はあるか?”(エネルギーと環境)

5. “穀物からのエタノール生産を奨励するために国民の税金を使う悪政を、そのまま引き継ぐ気か? それは化石燃料の使用量の削減に寄与しない(多くの科学者たちが、むしろ増やすと言っている)し、食料価格を上げる。”(エネルギーと環境)

[原文へ]

(翻訳:hiwa)

  • http://homepage1.nifty.com/algafield/ iwatani

    実際にOpen for Questionsへ行って、最新の上位質問を見るべきです。それらは、この記事に紹介されているのより良い。

    それから、Google Moderatorは小さな社内会議用などには使えるが、こんな大規模な集団には無理。参加者があまりに多すぎるので、“見られない質問”が大量発生してしまう。本家記事のコメントには、GMに代わるアプリケーションがいくつか挙げられているが、こんなのこそ、21世紀のネットワークコンピューティングの課題と呼ぶべきでは。

    オバマさんも、Open Governmentに本気で本気なら、Googleのオモチャと戯れてないで、本気でシステム開発に挑戦して。Linuxみたいに、Crowdsourcing + Open Sourceでね。

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090115brief-obama-transition-team-turns-to-salesforcecom-to-solicit-citizen-policy-ideas/ Salesforce のクラウドソース・サービスでオバマに政策を提案しよう

    [...] バラク・オバマ次期大統領に提案したい真面目な政策アイディアをお持ちだろうか? この1週間、オバマの政権移行チームのサイト、Change.govではCitizen’s Briefing Bookと呼ばれるアプリケーションを通じて、全米から広く政策提案を募集してきた。金曜日が締め切りなので、応募したければ急いだ方がいい。このCitizen’s Briefing Bookはオバマ・サイトが昨年末に運営していたOpen Questionsとほぼ同様のアプリだ。こちらはオバマ政権に対する質問を募り、訪問者が投票してベストな質問を選び出すというものだった。Open QuestionsはGoogle Moderatorを利用していた。今回のCitizen’s Briefing BookはSalesforce.comのCRM アイディア・サービスを利用している。このサービスはSalesforce.comが提供し、StarbucksやDellといった大企業が顧客からアイディアを募るために利用している。Citizen’s Briefing Bookでは、質問を募る代りに、アメリカの抱える問題に対する解決法の提案を求めている。ユーザーはログインした後で、すでに提案されている内容に対して「良い・悪い」を投票することができる。(1提案に対して1回のみ投票できる)。もちろん自分のアイディアを投稿することもできる。私は公的資金で企業救済をするなという提案をしておいたので、支援をお願いする。Obamaの政権移行チームはベスト・アイディアを選定してオバマ次期大統領へのブリーフィングに掲載するという。くだらない提案もあるが(「オンライン・ポーカーを合法化して経済の活性化を図れ」)、考慮に値する提案もある。(「あらゆる法案を全国的なWiFiネットワーク上で討議し、投票にかけよ」)。もっとも人気の高い提案はマリワナの合法化だ。これ自体はおおむね予期されたことだ―が、驚いたのは、これが経済浮揚のための提案の人気トップになっていることだ。とにかくこれが民衆の声だ。CrunchBase InformationSalesforceInformation provided by CrunchBase[原文へ](翻訳:Namekawa, U) ShowListings(“arc3″); ShowListings(“arc2″); AddClipsUrl = ‘http://jp.techcrunch.com/archives/20090115brief-obama-transition-team-turns-to-salesforcecom-to-solicit-citizen-policy-ideas/’; AddClipsTitle = ‘Salesforce のクラウドソース・サービスでオバマに政策を提案しよう’; AddClipsId = ‘2CBE02C952CFE’; AddClipsBcolor=’#78BE44′; AddClipsNcolor=’#D1E9C0′; AddClipsTcolor=’#666666′; AddClipsType=’1′; AddClipsVerticalAlign=’middle’; 前の投稿へ トラックバック [...]