DRMフリーへの移行費用: Appleの18億ドルの隠れ音楽税
by Erick Schonfeld on 2009年1月7日

2年近く前にSteve Jobsは音楽業界に公開書簡を送ってDRM(digital rights management)の死を要求した。彼はさかのぼる2007年4月にEMIを説得してDRMを捨てさせたが、残る3つのメジャーなレコード会社は拒んだ。ただしそれも今日まで。これからはiTunesの上のすべての曲がDRMフリー、またはもうすぐそうなる。

そしてこれにより、デジタル音楽のDRM時代はやっと終わりを迎える。(AmazonのMP3ストアはすでに1年あまり、すべてのメジャーのDRMフリートラックを売っている。)レコード会社はAppleからのそのほかの譲歩、たとえば変動価格制(今では実現)などを拒否しそうだった。そこでAppleは好条件で彼らを説得し、曲をケータイのデータネットワークからiPhoneに、パソコンに対して売るのと同じ価格で売れるようにした。

でもその好条件は、レコード会社が消費者に対する支配を捨てようとしない最後の砦のようにも見える。既存のiTunes Libraryの全体を同じ曲のDRMフリーのバージョンにアップグレードしたい人は、簡単にワンクリックでできるが、1曲につき30セントの費用がかかる。そうです、すでに買った曲にまたお金を払うのであります。えーと、60億曲 X 30セント = 18億ドルが、アップグレード料金の最大額だ。これぞまさに、音楽税である。レコード会社が態度を軟化したのも当然だね。

でも、それすら、彼らを救わないだろう。

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(翻訳:hiwa)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090826sony-and-google-try-to-take-on-the-kindle-with-open-books/ SonyとGoogleがオープン電子ブックでKindleに対抗

    [...] Amazonが電子ブック市場のリーダーでいる限りは、自社のクローズドなフォーマットにこだわり続けるだろう。Appleが長年iPodとDRM付AAC音楽フォーマットでやってきたことと同じだ。しかし、最終的にはオープンが勝ち、AppleもiTunesの楽曲からDRMを外した。KindleとAmazonでも同じことは起きるのだろうが、それは、Sony、Google他全世界の書店が束になっても追いつかれないほどのセーフティーリードがあるとAmazonが感じた時だろう。 [...]