社会問題に関心を持ちつつ、営利目的のオンライン書籍販売を営むBetter World Booksは、収益を世界中の識字向上イニシャティブとシェアしている。このBetter World Booksがホリデー商戦で好成績を挙げた。
まず最初にBetter World Booksの背景について記しておく。2002年にノートルダム大学の3人がオンラインで教科書を売り、多少の収入を得ていた。現在では200名の従業員を抱える企業となっている。新刊本も扱っているが、本のリサイクルにも注力しており1600を超える大学からネットワーク経由で中古本を集めたり、全米1,000館ほどの図書館と提携してもいる。
Better World Booksでは国内向けには配送料を取らない(国外向けは3ドル97セント)。全商品はCarbonfund.orgを使ったオフセットを行いカーボンニュートラルで配送される。既存の営利企業と異なり、Better World Booksではすべての企業行動で社会問題への配慮を行っている営利ベンチャーだ。一環としてBetter World Booksは寄贈を受けた164万冊の本の分として識字向上等の教育ファンドに500万ドルを投じている。
非常に印象深い企業で、うまく機能しているらしいことを嬉しく思う。ホリデーシーズンも大忙しだったようだ。Better World Booksの発表によればホリデー期間のトラフィックは131%増となり、ギフトカードの販売は昨年同機と比べて500%以上の伸びとなった。これは2008年12月(クリスマス前まで)の収益面で見ると、昨年同期比194%の成長率となっている。
こちらからの要求に応じてホリデーセールス関連の細かい数字を提供してもらった。12月の収益は210万ドルとなり、今月は450万ドルに達しそうだとのこと(教科書の販売もあり、毎年1月はBetter World Booksにとって稼ぎ時となっている)。2009年6月までの現会計年度で3100万ドルの収益を上げたいとのこと。
1月の収益が実際に450万ドルに達すれば、2008年4月にGood Capitalより調達したのと同じ額を1ヵ月で稼ぎ出すこととなる。
社会改善を目指す人にとっても良い目標となることだろう。
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(翻訳:Maeda, H)
