
ほとんどすべてのIMプロトコルをサポートしているWeb上のチャットサイトmeeboが先月、MySpaceとFacebook両者のチャットをサポートすると発表した。その発表文はやや奇妙で、“サポートの開始を積極的に支援してくださったMySpaceのみなさまに感謝します”とMySpaceに対しては明示的に感謝しているが、Facebookからのサポートや支援については一言もない(PidginのためにFacebook Chat Pluginを作ったEion Robbへの謝辞はある)。Facebookがmeeboに対し消極的だったのかと思いきや、実はmeeboはFacebookには無言のまま事を進めたのだ。それは、今後Facebookが行う変更によって、meebo側のサポートが駄目になることもありえると分かっていたからだ。
今夜(米国時間1/8)Meeboは、Facebook Chatのサポートを止めることを発表する。それに関する同社の声明文は:
Facebookのチームと話し合った結果、meeboからFacebookへの接続方式を今とは違うものにしなければならないことが分かりました。経過的措置としてFacebookは、FacebookをMeeboから切り離すことを要求し、私たちは“いいよ”と言いました。
でもFacebookのチームは彼らのネットワークがMeeboの上で見られることをたいへん喜んでいましたから、私たちも幸せです。しかも彼らはすでに、Facebook Chatをオープンにする予定でいます。さらに彼らは、ChatとFacebook Connectのチームから人を割いて、Facebook Chatを“できるだけ早く”Meeboに戻すための、私たちとの共同作業をさせています。
この件ではFacebookを非難しがちだが(同社はFacebookのサービスの使用を無許可で実装した者を訴訟することで有名だ)、非はMeebo側にありそうだ。CEOのSeth Sternbergによれば、同社はMySpaceとは接触したが、Facebookに関しては無断でPidginのプラグインを実装することを選んだ(このプラグインはいくつものネイティブのチャットクライアントの上で使われて成功しており、Facebookからの苦情もないが、ただしFacebookの公認製品ではない)。
ただしmeeboはネイティブのチャットクライアントではなくWebサイトだから、セキュリティの状況が違う。Facebookは、そこにユーザを危険にさらす要素があると考え、両社共同でFacebook Chatのセキュアな実装を作るまではそれまでのサポートを停止するようmeeboに求めたのだ。
もちろんmeeboの説明は、訴訟やサービス遮断を防ぐための、Facebookに対する懐柔策かもしれない。でもより濃厚なのは、バグのあるコードをmeeboが勝手に使ったという線のようだ。
アップデート: この記事へのコメントでFacebookの社員が、訴訟の事案はないと言っている。Facebookはmeeboに、もっと完全な形でChatをサポートしてほしいだけだ、と。もちろんこれは、Facebookの“会社としての”見解とは違うかも知れないが。
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(翻訳:hiwa)




