ワインレビューのSnoothが資金調達を完了して今後の目標を提示
by Erick Schonfeld on 2009年1月17日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Snoothに乾杯。ワインレビューを行うソーシャルサイトのSnoothはそこそこのアクセスを集めており、約$1M(100万ドル)の追加エンジェルラウンドをこの度完了した。投資したエンジェルはJoe Meyer、Kevin Fortuna(両人ともQuigo所属)、およびTed Jansen(元ExpediaのSVP)で、それぞれ顧問委員会に就任した。ニューヨークシティに拠点を置くSnoothは1年前にもエンジェルラウンドにて同額を調達している。Snoothではワインのレーティング、レビュー、ないしワイン談義を楽しむ場所。誰でもRobert Parker(訳注:著名ワイン評論家)になることができる。また友人たちのレビューを自身のフィードに取り込んで読むこともできる。iPhone用のサイトもあり本格的なアプリケーションが稼働している。

Snoothはデータをワイナリーやワイン業者に渡している。地域ごとの人気ワイン情報などを提供して、リードジェネレーション広告(会員がワインを購入した際に広告費用が発生する)で利益を上げている。サイトには11,000のワイン業者が世界中からサインアップしている。

TechCrunchでは株主に対して送られたメールを入手した。CEOのPhilip Jamesはビジネス展開について次のように語っている。

トラフィック:
この6ヵ月で大いに成長を遂げ、今やトラフィックは毎月600,000人に達し、半年前に比べて400%の増加となりました。12月には業者会員からの収入が100万ドルに達しました。

Snoothはいまやウェブ界における最大規模のインタラクティブワインサイトとしての地位を確立(トラフィック面)し、2009年の第三四半期には最大のワインサイトとなることを狙っています。

ちなみに扱っているワインの量(110万)、ワインレビューの本数(210万)、登録利用者数(75,000)では、Snoothは既に最大規模サイトの地位を獲得しています。現在は他データ面にて先行企業を急追しているところです。

...財務:
弊社のバーンレートは60,000ドルで、資金調達によって無収入で18ヵ月の業務遂行ができるようになりました。Snoothはここ数ヶ月利益を上げており(主にリードジェネレーション広告)、18ヵ月というのは非常に控えめの数字であることをご承知置きください。

本メール中、SnoothはWikia Searchにワイン関連情報も提供していることや、2009年の目標についても触れられている。Jamesは月間訪問者数を100万とし、250,000の登録利用者数、ワイン業者への売上額を5000万ドルにもっていきたいとしている。Snoothの収益は売上げ中わずかなもので、おそらくは10%程度だろう。つまり今年、アフィリエイト業者に対する売上額で5000万ドルを達成すれば、Snoothの利益は500万ドルとなるわけだ。

Snoothの成長が続くなら、小規模ながら堅実なビジネスとなるだろう。尚Jamesはメール内でユニークユーザ数を600,000としているが、QuantcastはSnoothの利用者は450,000としている。ただし成長カーブについては両社とも同様の数値を出している。Google TrendsによればSnoothはCorkd既に上回っている(下のグラフ参照)。CorkdというのはGary Vaynerchuckが運営するワインレビュー分野での競合サイトで、追随に手をこまねいている。Snoothはトラフィック面に関して言えばWine.comにも追いついている(但しWine.comはワインの販売サイトであり、レーティング機能はあるもののレビューサイトというわけではない。それにしてもSnoothなどという名前でWine.comのような主軸ドメインと渡り合っているのは驚くべきことだ)。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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