Lotusphere 2009:IBMの大企業向けオープン協業は綱渡り
by ゲスト ライター on 2009年1月21日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

【日本語版編集部より:本稿の著者はTechCrunchITのJeff Wildmanです】

今日(米国時間1/19)から22日(木)まで、私はLotusphere 2009にいる。

今日の大きな発表。IBMがLinkedIn、TripIt、Skype、Salesforce.comとの提携を大々的に発表した。会場ではNotesのチームが、フル機能に近いBlackberry連携、音声チャットのNotes統合、ブラウザーベースの非常によくできたUIなどのデモを行っていた。

はっきりと焦点が当てられていたのは、IBM最新のSaaSへの取り組みであるLotus Liveをはじめとするソーシャルコンピューティングと協業だ。私のLotus NotesとWeb 2.0に関するかなり議論を呼ぶ書き込みを考えると実にタイムリーだ。

明らかにIBMは、ソーシャル協業の成長を認識しつつ、無理に正面玄関から入ろうとしている。そう、FlickrやSkypeなどが使えるのに、何もかもがNotesプラットホーム前提に作られている。

IT管理者の立場からは、この環境の方がはるかに管理しやすい。しかし、ユーザーの視点からは壁を押しつぶして通す協業で、Notesを知識管理用OSとして使うことには無理がある。

それぞれの観点は今後も衝突を続け、融合することはないだろう。その証拠に、今日Coca-Cola、HSBC、NetJetsの各社が示したように、大企業ではスケーラビリティーのために単体のソフトウェアの方が好まれる。柔軟性の欠如に関してユーザーの不満が絶えないにもかかわらず。

ActiveWordsBuzz Bruggemanと私が、パートナーシップと単体ソフトウェアとの間のこの緊張について議論し、なぜIBMがTwitterと組まなかったのか思いを巡らせた。「ネットの次のフェーズが検索ではなく発見であるとすれば、大企業の誰もがtwitterの力を制御できる必要がある。さもなければ置いていかれる。」

ライブブログにはあまり期待しないでいただきたい。リアルタイム最新情報は、このTwitterストリームをフォローしてほしい。あるいは待ってもらえればTechCrunchITに毎日要約が掲載される(私と会いたければ、twitterでつついてくれてもいい)。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

Leave Comment

Commenting Options

Create an avatar that will appear whenever you leave a comment on a Gravatar-enabled blog.

Trackback URL
  • Ads by Overture
  • MediaTemple Logo
  • QuickSprout Logo
  • OpenX Logo
  • Cotendo Logo