
Facebook最大の利点のひとつは、相手の身元がわかっていることだ。友人関係はすべて確認済みだし、だいたいみんな何枚もの写真で本人である証をみせている。どうやらこの信頼関係につけこむ詐欺師がいるらしい。アカウントに不正侵入して、豊富な個人情報を悪用して、友だちから現金をせしめようとする。以前からFacebookには一定数のスパムやフィッシング詐欺があったが、今この連中がさらに悪知恵をつけ、個人情報盗難に手を染めはじめたようだ。
今日(米国時間1/20)、SnapStreamの社長兼CEO、Rakesh Agrawalから送られてきたチャットのログには、友人Mattを語り、プロフィールを漁ってMattの妻と子どもたちのことを探ろうとした様子が示されていた。あまり探り出せなかったのが幸いだった。
7:20am Matt:
やあ、どう?7:20am Rakesh:
やあMatt
調子は?7:21am Matt
実は今ロンドンで足止め食らってるんだ
ロンドンのリゾートに来たんだけど、泊ってるホテルで泥棒に入られちゃって7:22am Rakesh
なんと、それは大変だ。お気の毒に。7:22am Matt
うん、ありがとう
帰りの飛行機のことで助けてほしいんだ7:23am Rakesh
で、何で困っているんだ7:23am Matt
帰りのチケットもお金もとられたんだ7:25am Rakesh
この「帰りの飛行機のことで助けてほしいんだ」がわからないんだけど7:25am Matt
助けてくれよ
実は帰りの飛行機代をいくらか送金してもらったのだけど、
運賃を全部払って帰るのにあと$800必要なんだ7:26am Rakesh
わかったよ
どうやら誰かがキミのFacebookアカウントに侵入して
ぼくをだまそうとしているようだね7:26am Matt
銀行にはお金があるんだ、ここから引き出せないだけだ
本当にオレだよ
Laurenもここにいる
子どもたちも7:28am Rakesh
奥さんの名前はプロフィールページに載ってるよ7:28am Matt
じぁあ子どもたちの名前は7:28am Rakesh
写真かな?
ぼくたちはどこで知りあった?いつ会った?7:29am Matt
大学で
Rakeshが、「大学時代の」Mattは知らないと書くと、詐欺師はバレことに気付いてすぐにアクセスをブロックしてきた。
この手のやり方に対してFacebookが技術的にできることはまずない。ひとたびアカウントが破られるとソーシャルに関する技巧を防ぐことは不可能に近い。しかし、日常の定期的な警戒を促す運動は有効な一歩だ。ユーザーは、友だちの笑顔がチャットウィンドウに表示されているからといって、それがその友だちであるとは限らないことを忘れてはいけない。
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(翻訳:Nob Takahashi)




